怪怪怪怪物!(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

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映画好き。
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そんな映画感想&日常blogです。

かいぶつたちのいるところ

 

 

いじめられっ子。

いじめっ子。

役に立たない担任教師。

人を喰らう怪物の姉妹。

怪物の妹が捕まったことで、歯車が動き出す。

残酷で血に塗れた歯車が。

 

 

 

 

 

===登場人物===

 

リン…優等生だけどいじめられてる

ドアン…クラスのボス、当然いじめっ子のボス

イエ&リアオ(名前不確か)…いじめっ子の下っ端

ウー…ドアンの彼女、精神的にタフ

担任…クズ女教師

人喰い妹…ドアンたちに捕まって拷問を受ける

人喰い姉…妹を探すため人を手にかけていく

 

 

 

リンはクラスカースト最下層。

もうひとり最々下層の女の子がいるが、彼女は「同じ教室にいることも許されない存在」として教室の外に出されているから実質教室内最下層。

 

 

今日もいじめられ、担任教師に直訴するが「知らんがな」。

お前教師ちゃうんけ―!と食い下がっても「知らんがな」攻撃。マダムか、こいつ。

担任は「ええこと考えたで、あんたら全員ボランティアに行き」。

結果、リンは宿敵ドアンとその仲間たちとともにボランティアに行くことに。

 

 

しかしながらドアンたちが真面目にボランティアするわけがない。

好き勝手気ままに遊び倒して、ヒャッハー爆  笑

その代わりリンも彼らの仲間になっていきはったん。

カースト最底辺の仲間やけど、今までよりはマシな立ち位置。

 

 

廃墟寸前のアパートで人を喰らう怪物を見つけたリンたちは、たまたま交通事故に遭遇してしまった妹怪物を連れ帰って監禁する。

 

 

怪物は不死身。

怪物は光に弱い。

 

 

ドアンたちは泣く怪物に拷問。

「人じゃないから何でもできる」

歯をペンチで無理に引っこ抜き、その歯はドアンの彼女ウーがアクセサリーにする始末。

 

 

 

 

リンは怪物少女に同情。

「僕はあいつらとは違う、君の味方やよ。必ず助けたるからな」

まぁ、下っ端で腕力もないリンに何が出来るわけでもないねんけど。

出来ることと行ったら自分の血を生命維持のために与えるくらい。

それもドアンに言われ下っ端だから仕方なく与えてるだけ。

 

 

ある日リンは、ドアンとは別グループのクラスメイトからいじめられる。

今まではリンがいじめられても一緒に笑っていたドアンがクラスメイトに激怒し、怪我を負わせるくらいボコってしまった。

リン、感激。俺、仲間?

でもな、これは別にリンを守ったのではなく、自分の所有物であるリンに勝手に手出ししくさってクソが!という思考からやねん。

リンは真意を知ってちょっとがっかりんこ。

 

 

ドアンがクラスメイトに洒落にならない暴力をふるってしまったので(自分の責任が問われるじゃね―か)担任はお怒り。

怒りがヒートアップして、ドアンの隠しておきたい父親の犯罪話までペラペラ喋ってドアンを貶める。

 

 

ムキーっとなったドアンは怪物の妹の当たり散らした挙げ句、担任の水筒に怪物の血を混入。

怪物の血は光にあたったら発火ファイヤーボーするのだ。

ノーマルタイプがほのおタイプになるのだ(違う)。

思惑はドンピシャ。

担任は人体発火ファイヤー科学忍法火の鳥のごとく燃え上がってシボンヌ。

 

 

この事件がニュースになったことで妹を探していた怪物姉は「妹の血が使われた」とピンときはった。

リンやドアンの高校がターゲットになる。

 

 

高校のバスに乱入した姉はそこにいる人達を皆手にかけていく。

その中にはウーもいた。

妹の歯を身に着けている女…敵・敵・敵!

怪物姉を目の当たりにしても動じないウー。

しかし彼女は姉の手にかかり死んでしまう。

 

 

ウーが殺されたことでドアンの怒りと悲しみは絶頂。

 

 

姉は学校に乗り込み、虐殺の限りを尽くす。

そこにあるのはただ「妹への想い、イモウトヲタスケタイ」それのみ。

 

 

 

 

ドアンは妹を使って姉をおびき寄せ、罠を仕掛けて仕留めようと策略。

姉、登場。

作戦は滞りなく遂行されるはずが、ここでリンが裏切ったやないのん。

 

 

ドアンや下っ端は惨殺され、リンは「僕は仲間やで?助けたってんで?」と訴えるが、

「そんなことわしは知らん」

姉は鎖で縛られ、拷問を受けた妹を見て逆上。

リンをなぶり殺しにしようとする…が、夜明け。

リンは殺されたくないから、思わず窓を開けちゃった。

降り注ぐ太陽光が妹に注がれるぅぅ。

 

 

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

絶望の悲鳴を上げる妹。

妹をかばう姉。

身を挺して妹をかばい、妹が縛り付けられている鎖の戒めを解こうとする姉だったが弱っていた妹は息絶えてしまう。

そして姉もまた太陽の光で焼き殺されたのだった。

 

 

リンは生き残る。

ただ一人、皆を裏切り、我が身可愛さのあまり姉妹も見捨てたリン。

彼の視界は絶望の赤い色に染まっていた。

 

 

学校では、生徒たちが何事もなかったかのように生きている。

給食の時間。

クラスでハブられていた女の子のスープを捨てるリン。

 

 

給食を食べる生徒たち。

リンもまた給食を食べる。

色彩が戻ってくる。

 

 

リンは給食のスープの中に怪物の血液を混入させていた。

あちこちで発火する生徒たち、

燃える燃える、

リンもまた太陽に灼かれて燃える。

彼は給食を「食べていた」。

こみ上げる笑いを抑えることもできず、哄笑しながら、

リンは焼け焦げていく。

 

 

怪物は、どっちだったのか。

姉妹か、ドアンか、それとも…。

 

 

      おしまい

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

 

ずっと観たかった作品!

青春スプラッタァ胸糞シネマ!

 

 

初っ端のシーンで人を襲い喰らう姉妹。

それなりにグロなのでそういうのがだめな方はご注意ください。

だけどさ、そこで姉がいかに妹を思ってるか庇護してるかがわかるシーンがあるねんよ。

観ねば!やろ?

ヒント=ハツイエローハート

 

 

 

新しい玩具(怪物妹)を手に入れたいじめっこたち、彼女をいたぶるという共通項でグループの仲間入り出来たリン。

いじめグループの最下層であることに変わりはないけれど、クラスの最下層ではなくなった。

…それで、ええんか?

ドアンとその配下たちが妹にする仕打ちが酷くて、怪物に心が傾いていくよ。

 

 

胸糞レディ・担任の女教師。

『ミスミソウ』→■の南先生かこいつかってくらい「腹立たしい」。

ドアンのお父さんの事実を自分の保身のために皆にバラし(ドアンは隠しておきたかったでしょうね)、彼女が殺されたのは仕方ないよなーなんて思ったり。

 

 

妹が拷問にあってる間、お姉ちゃんはひたすら妹を探して、ついに犯人の近くまでやって来るのです。

お姉ちゃん、頑張れ!なんて思ってしまうマダム。

 

 

PG-12なので、そこまでグログロしくございません。

でも、

あのバスのシーンはさいくぉ!

一番うしろの席に座ってたウーは、目の前に怪物のオネエちゃんが来ても平然としてる。

風船ガムぷぅぅ~のシーンがCOOOL。

そして飛ぶ血飛沫。

 

 

 

 

 

学校での大虐殺も素敵すぎてしびれますハートラブ

 

 

妹をかっ攫われたお姉ちゃんVS彼女を殺されたドアン。

漁夫の利を狙うリン。

泣き叫ぶ妹をに怒りの炎がファイヤーなお姉ちゃんは、ドアンたち一派をKILLっていくよー。

リンは「僕は血を与えてたんよ?言うたら仲間よ?妹のことかわいそう思うてたよ?」

んなこたぁ関係ねぇ。

オマエ…敵…イモウト、泣カセタ…コロス…。

そらそうよ!

 

 

絶対的頂点に立ついじめっ子と、つかの間親しくなれたような気がしたいじめられっ子。

その立場はずっと変わってない。

いじめっ子のいじめの対象が、彼から怪物に移っただけ。

怪物は死なないから、好きなように痛めつけられる。

抵抗できない相手がリンから妹に変わり、破壊衝動と暴力衝動がより増しただけ。

 

 

 

 

怪物に同情するリンも「助けたる」なんて言いながら、結局何も出来ない。

だって下っ端なんだもん、逆らったら、ドアンがまた暴力を振るうじゃないか。

今、僕の身の上に被害が来ないなら、怪物の子が痛めつけられてるのには目をつぶって…な?わかるやろ?

 

 

クズのような人間たちに比べ、怪物は一途です。

妹を助ける。

関係ない人の血がどれほど流れても、知ったこっちゃねぇ。

わしは妹を助けるんじゃ、妹を連れ去った奴らを、コロスんじゃ。

 

 

巻き込まれた人たちは大迷惑なんやけどな。

 

 

あらすじには書いていませんが、小間物屋?駄菓子屋?の知的障害のある息子さん。

店番してても万引され放題。

お釣りは瓶の中にある小銭を持っていってください。

(僕には計算ができないので)

善意だけを頼りにしたお商売。

その息子さんだけが、唯一人間側で裏表のない人でした。

そこもちょっとずるいと思うけど。

リンのやり場のないモヤモヤがひしひしと伝わってきたので、これはこれで大正解なのかな。

 

 

リンの小狡さ。

ドアンの暴力性。

下っ端の下っ端の見本のような生き様。

何よりもウーの豪胆さ。

彼女の場合豪胆というより、人として持ってなくちゃいけない「何か」が決定的に欠けてるんちゃうか?と思わざるを得ません。

こんな奴らを見てたら、そら、姉妹に萌えるってもんよ。

いや、萌えとはちがう。

応援!

 

 

グロは、そこまで直接的じゃないのに、怖気が走る。

怪物モノでもあるけれど、

完全なる「人間コワイ」映画。

 

 

こんなに面白いのにTSUTAYAにはひっそりとしか置かれていない。

この映画のキモは「我愛羅」…NARUTOすげー!

でも、その人が我愛羅ちゃんだなんて、

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