夜は短し歩けよ乙女(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

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戀ひしひ想ひは、何時届く。

 

 

京の都は今宵も更けて、

乙女一人が歩き出す。

想い届けよ届けよ想い。

ストーカーじゃないの!

ストーカーじゃないんだからねっ!!

 

 

 

京都大学に通う「」は、「黒髪の乙女」を見初め、

なんとか恋を成就させるため奮闘している。

 

 

とりあえず外堀を埋めよう!と「ナカメ作戦」(なるべく、彼女の、目に留まる)を決行中。

しかしほぼ外堀は埋まりつつあるものの、シャイな性格が仇を成し、乙女との距離は今ひとつ近づかぬ。

何故だ!

何故なんだ!

 

 

友人の学園祭事務局長(イケメソ)や、恋する女性との再会の願掛けのため、あの日彼女に出会った日に身につけていた時のパンツを履き続けている純情なパンツ総番長と交流を持つ私。

 

 

乙女は知人の結婚式の後、夜の京都をふらふらり。

錦鯉センター所長の東堂と出会っておともだちパンチをかましたり、

謎の人物樋口やうわばみの羽貫さんに出会ったりしながら、

「この世の中には、偽電気ブランという、たいそうに旨い酒がある」

という情報を仕入れる。

 

 

「偽電気ブラン」は李白さんという老人が手にしており、

乙女は李白との見比べをして勝ったら「偽電気ブラン」を頂けることに。

無謀とも思える戦いだったが、乙女は軽く勝利。

 

 

 

 

その頃私は、ズボンもパンツも奪われ、下半身すっぽんぽんで京の町に放り出されていたが、そんなことを乙女が知る由もなし。

 

 

先輩は古本市に。

乙女もまた古本市に赴く。

「ラ・タ・タ・タム」幼き頃の乙女が愛していた絵本を求めて。

うぉぉぉぉ、私のロマンティックエンジンラブラブをフル稼働させるのだ!

 

 

しかし「ラ・タ・タ・タム」は李白のもとにあり、「勝負に勝ったらなんでも好きな本をやる」という李白からの挑戦状を受けた閨房調査団の野郎どもや樋口さんと、むっちゃ辛いやんこれ!なヒーハー対決スタート。

私は、なんとか勝利し、ラ・タ・タ・タムを手に入れる。

そこまでするくらいなら、乙女に声かけて交際を申し込めよ!なんて言っちゃいかんのですよ?

 

 

時を同じくして乙女もまた古本市の神から「本の流れを止めてはならじ」と協力を要請され、李白の陰謀を阻止するため奮闘していたのだ。

 

 

 

 

学園祭が始まる。

神出鬼没の劇団偏屈王に巻き込まれた乙女。

劇団偏屈王は学園祭に現れ、ミュージカルを演ずる謎の一団。

学園祭事務局長は、彼らをお縄にせんと尋常ならざる努力をしているのだが、なかなか捕まらない。

乙女も巻き込まれ、プリンセスダルマにされてしまう。

 

 

脚本を書くのは、愛しき人を求めさすらうパンツ総番長。

「このままでは、パンツ総番長と私の乙女がチッスをしてしまうではないか!」

(パンツ総番長の思い人は乙女ではないのだけれどね)

なんとしても乙女の唇を守らねば!

 

 

 

 

パンツ総番長が探していた「恋に落ちた一目惚れの相手」は、実は学園祭事務局長の女装した姿!

マジカーーー?

傷心の総番長。

そんな彼に、劇団の女性がラブコール。

運命は彼女に味方し、パンツ総番長と女性は、恋の歯車を回し始める。

 

 

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長い長い夜は、まだ明けない。

京都に悪い風邪が蔓延し、羽貫さんや樋口までもが罹患する。

一人元気な乙女は「卵酒」を作って皆に振る舞う。

 

 

李白のところにも参上する乙女。

「今宵は李白さんがくださったステキで長い一夜です」

 

 

当然のごとく私も罹患して、狭い下宿で孤独に寝込んでいた。

乙女は先輩である私を看病するため、私の下宿を目指す。

 

 

だが、何ということか。

私は熱に浮かされた脳で脳内会議に勤しんでいると言う体たらく。

「永久外堀機関」へ堕落してしまったのはなぜか?

大学生になったら恋人が出来るなどと流布している奴らに乗せられてどうする!

脳内会議は熱で収拾がつかなくなり、理性は荒ぶるジョニーを抑えきれない。

おちつけ!ジョニー!!!

 

 

ジョニーに乙女を襲わせてはならぬ。

私の渾身の理性が乙女の危機を救う。

 

 

長い長い夜は明ける…。

 

 

私は進々堂で待っている。

あの長い夜を、乙女はどうすごしていたのか?乙女に会ったらそれを聞こう。

乙女は進々堂に向かう。

あの長い夜を、先輩はどのように過ごしておられたのでしょう?先輩に会ったらそれを伺わなくては。

進々堂の、ドアが開く…。

 

 

    おしまい

 

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原作既読。

なので、一晩の話なのかよーーー!ってなる。

 

 

原作では1年。春夏秋冬…巡りゆく季節、時間をかけて少しづつ接近していく私と乙女。

そしてラスト、進々堂で…。

ああ、恋が始まるのだ。

ここから。

そういう話だったのに、一晩…。

 

 

んで、乙女がチートすぎる。

 

 

星野源は、意外に上手かった!

四畳半の声優さんを使うのかと思ったら星野源で「なんでやねん」と思ったものの、想像よりずっと上手。

ロバート秋山も、すっげー上手い!

ざーさんも、乙女らしくてよかったです。

 

 

ただ…。

乙女が…。

違う!

乙女はこんなんじゃない~~~!

 

 

タラーえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんタラー

 

 

ココからマダムの勝手な考察と思い込みスタート!

原作未読な方は、想像で補完してくれたまえ!

 

 

ドンッニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコドンッ

 

 

えっと。

私=「夜は短し」&「四畳半」&くされ大学生=過去のモリミー

乙女=「夜は短し」=内なるモリミー

明石さん=「四畳半」=明石くん(モリミーの親友である男性)

湯浅さんは乙女=明石さんと思ってしまったので、明石さん成分が増えてしまったんじゃないかしらん。

だから、あれほどアクティブな乙女になってしまった。

 

 

モリミーの内なる乙女成分をすっ飛ばしたのは、象の尻の須田紀子嬢の存在を根本から覆しちゃったことからも想像できます。

 

 

パンツ総番長が、女装の事務局長に一目惚れしたら、単なる間抜けじゃないですか!

 

 

あと、学園祭をミュージカルにしちゃったのも…。
ちょっとごめん、許容の範囲外。

 

 


 

 

四畳半は、とてもオモチロイ作品でした。
でも、「夜は短し」を読んじゃった人には、あとがきの羽海野チカさんが描く乙女が強烈に刷り込まれているんです。
「これぞ、乙女!」なビジュアルで。
アニメにするなら、羽海野チカさんのキャラでやってほしかった…。
そしてきちんと1年という時間を費やしてほしかった。

 

 

 

 

ひとつのアニメとしては、よく出来ているとは思います。

ただ、自分の思う「夜は短し」とは違ったと言うだけで。

 

 

なんだろう「有頂天家族」のときは、ポロポロと涙が溢れてくるくらい、大切にされていた「言葉」や「モリミー哲学」が、こちらでは、単なるアイテムと化してしまっているような…そんなキモチ。

例えば総長カレー。

(京大の購買部で売ってるでー)

例えば「男は、腐れ外道かど阿呆か、あるいは腐れ外道でど阿呆」の名台詞。

 

 

あるはずのない「嘘京都」。

その嘘と真実をうま~~~く重ねた「有頂天」。

「嘘京都」を「嘘京都」として描いた「夜は短し」。

それはもう観る方の好き好きなのですが、少なくとも「夜は短し」を観て聖地巡礼に行こうとは、マダムは思わないなぁ。

 

 

マダムの心の中でイメェジしていた、

シャイでナイーブでかしこだけど、生きるのに不器用な私と。

ちょっと鈍くて恋にあまり興味も無いけれど、たいへんあらまほしき乙女の、

キュンキュンするような物語。

…ではなく、不思議な一夜(それは延々と続く、長くて騒がしい一夜)を過ごす乙女の物語になってる…。

( ゚д゚)ハッ!

これって夜行?夜行の世界観なんじゃ?

それならなんとなく理解できるかも。

 

 

マダムのオススメモリミーは、こちら。

        下矢印

 

                 上矢印

MBCの設立…はよ!

 

 

 

京都百万遍交差点でこたつ出してた男女がいたそうですが(お縄になったのであろうか?)、

WOWOWで流されたこれを観て「百万遍の交差点でこたつ」を思いついたのではあるまいか。

まさか…まさかね!

 

 

アニメを観た方は、ぜひとも原作いチャレンジしてくださいませ。

クセのある文体なので、とっつきにくいですけどね。

原作の、進々堂のシーンでキュンキュンしてくださいませ、ポチ

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