京城学校:消えた少女たち(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

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映画好き。
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そんな映画感想&日常blogです。

 

その学校には秘密があった

 

 

 

山奥にある療養学校に送られた結核の少女。

規律正しいその学校に隠されたおぞましい事実。

とりま、ジャパニーズセリフがあまりにもあまりにもなので、

せっかくの雰囲気が台無しンゴ!

 

 

 

京城近郊…と言いつつ、ものっそ山奥に立っている療養学校に静子が転校してくるところからこの物語は始まるでヤンス。

 

 

静子と言っても戦時下に韓国名を日本人名にされてるだけで、生粋の韓国人なりよ?

 

 

学校は寄宿制で、女の子ばかり。

俗世からモノを持ち込むことは許されず、

意に沿わぬ行動をすると「指導!」と言ってビンタされるスパルタ学園。

しかし、けっこうのおねえさまがいるわけでもなく。

つか、いたら別の話になってしまうがな!

 

!!びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり!!

 

 

静子は日本語ができないので、就寝前の服薬も点呼を取る時もオタオタ。

そんな静子を助けてくれたのが和恵

 

 

和恵のように親切な子は少数で、体力の無さや気弱さ、そして結核であることからリーダー格の優花から嫌がらせを受けたり。

 

 

虚弱っぷりが群を抜いてるので校長・加藤早苗から点滴を受けるように言われました。

 

 

 

和恵から、「秘密の場所」に連れて行ってもらう静子。

和恵はヨンドク

静子はジュラン、本名を打ち明け合います。

 

 

義理の母に無理やりここに入れられたという静子を学校の外に連れ出す和恵。

2人は急速に接近していきます。

そして静子の身体も徐々に健康体になっていき、全てが順調に運んでいたと思われていたら…。

 

イエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハートイエローハート

 

 

クラスメイトの紀平がある日突然凶暴化、静子に襲いかかった挙句泡を吹いて痙攣しながら倒れはる。

 

 

激情が収まった紀平は、すっかり普通に戻っていましたが、それもまた恐ろしく思える静子。

 

 

ある日静子は、和恵と優花が諍いあっているのを聞いてしまいます。

どうやら、自分と同じ「静子」という名前の生徒と和恵&優花は大変仲が良かったらしいこと。

和恵が「静子」を蔑ろにして静子と仲良くしていることに優花が苛ついていること…。

「静子」は、今はもういないこと…。

そんな事情を知ってしまう静子ですが、彼女にはどうすることも出来ません。

 

 

 

恵口という生徒が消えます。

転校した…と校長は言うのですが…。

 

 

恵口に続き紀平も消えてしまいます。

 

 

静子は点滴中に強い吐き気に襲われます。

身体に異変も起きている模様。

 

 

ガーンゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローガーン

 

 

静子は点滴を拒否しますが、東京に行く優秀留学生になりそうな勢い。

和恵と優花で決まりと思われていたのに、これで2位の和恵は自動的に滑り落ちてしまう。

怒る優花は静子に食って掛かりますが、静子も何かが切れたかのように優花の首を絞め上げるのでした

 

 

和恵と静子は校長室に入り込み静子や紀平、恵口の日記(日常記録:公に書かれた方)を探すことに。

ところが日記どころか「人体実験」「超人実験」と記された書類を見てしまっちゃった。

 

??滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗??

 

 

 

和恵と静子は「こんなとこに居られるかー」と脱走。
逃げ切ったかと思ったら、和恵が撃たれてしもうた。



校長のもとにぼろぼろになった静子が連れてこられます。
校長は静子を人体実験に使うつもり。

もう一人飛び降り自殺を図った優花も実験に使うつもりでしたが、彼女は死亡してしまったので、もうどうでもいいや~。

 

星てへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ星

 

 


しかしながら、女生徒の逃亡、生き延びて舞い戻った和恵が校長の隠し持っていた銃で謀反を企てていたことなどから管理不行き届きを責められ。

校長も軍部のケンジからその地位を奪われ失墜。

 

「朝鮮から逃げ出したかったんや!
こんなとこに居たくないんや!」

悲痛な校長の慟哭が響きますが、日本軍が乗り込んできます。

 

 

和恵ことヨンドクは鎖につながれ水槽に。上から水がドバー。

「ジュラン!生きて、ジュラン!」

 

 

 

静子が目覚めます。

 

 

実験室にある水槽の中には、「静子」、紀平、恵口、そして和恵が。

怒りに震える静子は力を開放。

兵士たちを千切っては投げ千切っては投げ、静子無双。

 

台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風

 

 

校長に撃たれるものの、校長をぬっころし、死亡した和恵とともに、あの世に旅だつのでした。

 

 

       おしまい

 

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「オーブランの少女」(深緑野分)みたいな作品かと…あるいは、クローズドサークル・ミステリかと思ってたら、全く違いました。

 

 

映像はとてもきれい。

音楽もとても素敵。

 

 

ジャパニーズセリフが、「違う違う、そうじゃない」なので、いちいちテンションがだだ下がりなのが惜しい。

いや、分かるんですよ?当時無理やり日本語を公用語にされて、嫌でもこの言語を使わねばならないんだから、そんな流暢に話できひんわ!ってなっても、それはそれでエエねんけど。

 

 

あと女生徒がみんな似ていて、アンタ誰?になってしまったのが…。

まぁ途中で区別ついてくるんですけどね。

 

 

ベッドの下から延びる手や、後ろい向きで肩を落として座る女生徒や、体が尋常じゃない捻れ方をして苦しむ姿や、いかにもなホラー要素が入ってるのに。

それを生かしきれてないのは勿体無いかな。

 

 

 

反日映画であることは確かで、

これを見たら「日本軍、どんだけ悪いんや」ってなるわな。

 

 

ただほんとうに言いたかったのは、校長のあの言葉で。

祖国に絶望して強大な力を持った(と思っていた)日本に行って、日本人になりたいんやと言う気持ちだった人も、少なからずいてはったんかなぁ…と思わせる作りにはなってる。

 

 

韓国の人はそういうとこはすっ飛ばして「日本人悪い」って思うんだろうけど。

 

 

前半のホラータッチが後半、少女超人になる!になっちゃって。

強靭な肉体や人並み外れたパワーは手に入れても、銃で撃たれたら(痛みは感じない)死んでしまうって、意外に脆い…。

 

タラーえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんタラー

 

 

力も超能力系じゃなく、ドアをぶん投げる!

ガラス片を的確に飛ばし頸動脈にクリティカルヒット!

 

 

地味~~~。

これくらいでは、華がないねん。

 

 

もっともっと、グログログローンを!

可憐でうつくしい少女が、めんたまええぐったり首チョンパしたり頭捻り潰したり、そういうのを期待するじゃないですか。

(しません)

 

 

「静子」に関わる和恵の秘密は、なかなか面白かったです。

 

 

いい素材を使ってるんだから、後半の復讐劇をもうちょっと頑張ってほしかった。

 

 

映像が非常に美しく、

百合の香りがプインプイン。

森・湖・女子寄宿舎・秘密の部屋・そして咲き乱れる赤い花。

 

 

脱走した2人が心を通わせるところで、

永遠に時間を止めておければよかったのにね。

 

 

かなり評価が低いんですが、女學生ものが好きな人には良いかも。

「劇場版零」よりは、ホラー色が強くてオモシロイと思ったんだけどなぁ。ポチ

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