実際どうだったかではなく、
どう記憶しているか。
どういう出来事として刻まれているか?
その辺りに空間デザインの真髄といいますか、
ポイントがある。そう思うこともあります。
現場での体験が記憶になり、そこを起点にして
次につながっていく、そう思わせる。
というか、来場者自身そう思っている。
ほとんどの場合、追跡調査とかしないので(苦笑)
実際のところ、どうだったかとか、
その後の営業活動の成果とか見え難いのですが、
想像しうる範囲での結果を見越して
提案をし続けていく。
それしかないと今は思っています。
なにが記憶のトリガーになるのかは
ある程度、デザイナーの企みというか、
仕掛けに託されているのかなと
そう感じる時も少なくありません。
おかげさまで。
・・・といったところでしょうか(笑)
