親父がよく寝床で、子供達の話を
片耳で聞きながらトランプをしてました。
ソリティアというやつで、ぱっと見、飄々と
ただ永遠カードをめくっていく感じのゲームで、
勝ち負けを楽しんでいるというよりは、
何だか癖でやってる感じでした。
あまり、楽しそうでもなかったので
なにやってんのかなぁと思いつつ、
わたしはわたしで、しゃべりたいことを、
ただダラダラと隣に寝っ転がって
喋っていたと記憶しています。
今思うと、子供達に自分が好きなことを
喋っていても良い感じ・空氣感を演出していた
とも言えるかもしれません。
言ってみれば親としての
空間デザインということでしょう。
翻って、わたしはそれができていたかと
たまに想像してみるのですが、どうでしょう?
はっきりできていたと言い切れるほど
心にゆとりはなかったかもしれません。
かなり、真面目に向き合った。
その思いはありますが、少々真面目すぎる
きらいがあったかもしれないとも思います。
まぁ、今後も続くことですから
ここからですけど。
