展示会リサーチに行くと、出展者様から
色々と声掛けをいただくことがあります。
ブースの形格好、来場者の動向に対して
かなり真剣に、様子を見ている、
反応、効果を伺っている、そういうふうに
出展者様からは見えるのでしょう。
当然、商品に対して興味があるのかもしれない
と言うことでお声掛けをいただくことに
なるのですが、残念ながら私が興味があるのは
ブースのデザイン及び、来場者の動向の方なので、
がっかりさせてしまうことが、ままあります。
商売の邪魔になってはいけないので
なるべく通路の真ん中あたりから、
じーっと見せていただくことになるのですが、
とは言え、どう見ても真剣に見ているのが
伝わってしまうので、わざわざサンプルを
手渡しながら、何かご興味はありますか?と
声掛けをいただく形になります。
そうなると、もう仕方ないので、申し訳ない
気持ちのまま、事情を正直に説明させて頂いています。
「実はこういう立場でブースを見せていただいて
いるのです。なので御社の商品に興味が
全くないと言うわけでは無いのですが、商売的に
あまりメリットがないので、ご迷惑にならない様に
遠巻きに見せていただけますか?」
と、その都度、許可をいただいております。
ブースを出展している出展者様からすれば、
お客様が来ていれば氣にはならないのですが、
思った以上にお客様が来ないような時には、
事情はわかったけど、
質問があります!
何故、うちのブースには
お客様が来ないのか?
プロから見てどう思うか?
と、アドバイスを求める方も
数多く、いらっしゃいます。
そういったときには、遠巻きにではなく、
きちっと結果の出るアドバイスをしなくては
いけないなと言うふうに思って真剣に、
回答させていただいます。
残念なことではありますが、1つの展示会で
大体10社位、結果が出ていないお客様と
話をすることになるのですが、担当者様の
立場といいますか、会社のおける立ち位置に
よって話の内容は、当然変わってきますので、
相手の興味を見てお話をさせていただきます。
今後も適切なアドバイスができる様に
しっかりアンテナを立ててまいります。