いやはや・・・基本、寒いばっかし・雪ばっかしの田舎から
久しぶりにポートメッセまでリサーチに出かけた・・・まぁまぁ都会だ(笑)
本来なら会期の2日目に行くのが一番いいのだが、
仕事の関係で最終日のリサーチとなった。
とはいえ、ありがたい。
会場内は、3号館のみとコンパクトだった事を差し引いても
この時期、他の業界に比べて、かなり賑わっていた様に思う。
ただ、出展者様に聞くと例年(多分2020年等コロナ前)からすれば、
やはり、来場者は少ないと皆、口を揃えておっしゃっていた。
まぁ確かに出展者様スタッフの方がかなり目立ってはいたけど。
もう少し掛かるのかもしれない・・・・元に戻るには。
展示会という販促方法自体に限界を感じられる事のない様に
関係者の端くれとしては、機会が与えられれば応えていきたい。
そう、思っていたところで氣になる話を耳にした。
幾つかのブースでお話しさせていただいた中、
ブースデザイン企画段階で、デザインの構成要素(サイン・造形等)
に対して何となく、効果がない様に思っていたものの、
自分はデザインに関してシロウトだからという理由で
施工している会社に思っていることを口出ししづらいまま、
対話に至らず会期を迎えた・・・・という話。
聞いたときは、展示会関係者として、かなり困った事だと感じた。
有り勝ちに思えたからだ。でも、なぜそんな事になったのか?
好き嫌いではなく、効果(対費用)についての問題だからこそ
購入時点では何もない「絵に描いた餅」を買っていただく
仕事である以上、本来は、きちんと説明しなくてはならない。
そこはある意味、デザイナーの領分だと思っている。
「何となくこんな感じ良いっすよね〜」ではないと思うのだ。
もちろん、構成する全ての事について説明は難しい。
ただ、予算配分的に大きなパーツが何を意図しているか
わからないまま形にしてしまって良いとは思えない。
帰りの車の中で夫婦の会話が盛り上がったのは言うまでもない。
デザイナーとして私の方が旗色が悪かったが(笑)
