「若い時の苦労は買ってでもせよ」

 

昔からある諺なのかもしれないが、

 

わたしは、なんかカッコ良いマンガで見た。

 

ような氣がする。

 

で、「あとで役に立つ貴重な体験だから」

 

・・・と続く訳だ。よくできている(笑)

 

ただ、わたしは、子供たちの就職活動時には

 

そう考えてはいなかった。

 

その苦労が、自分の仕事が求めているもの、

 

理想とする仕事である場合の苦労なら良いが

 

金のため、生活していくための仕事ならば、

 

その苦労は将来に渡ってあまり役に立たない。

 

あるいは効率が悪すぎる。

 

と思っていたからだ。

 

今の時代、その判断をするにも、社会にゆとりが無いから、

 

学業の終わりには考えなくっちゃいけない。

 

かなりハードである。

 

わたしらの頃は、まだバブルの匂いが残ってて、

 

社会全体にゆとりが有り余ってたから

 

ぼーとしてても救われたのだ。と思う。

 

「若い時の苦労は買ってでもせよ」・・・・・

 

やっぱ、言葉としてはカッコ良い。

 

我慢させる時には良い感じの言葉だ。

 

ただ、歳とって、若い時もっと苦労してれば・・・。

 

ってのはあまり聞いたことが無いから

 

苦労したことある前提の言葉なんだよね。

 

まだまだ、わたしには言えそうに無いな(笑)