デモとストライキの日々　2極化が進むドイツ

最近、色々と不調な日々が続いております。

体調も相変わらず優れず、夫は味覚障害だし、私は胃が痛いし、軽くコロナっているのかも。

仕事終わって、15時から21時まで爆睡し、まだ寝たりない自分に呆然としております。

今日は午後からいいお天気だったので、色々動き回りたかったのですか、身体的にはそんな状況ではないようです。

捻挫した左上足首は立っているだけで内側脛が微妙に痛いし、重心バランスの悪さや疲労を実感しております。

こんなの、とても走れる状況ではありませんね。

ドイツ社会も色々とヤバい。

こちらは、先週のグリューネボッへ『緑週間』でも触れた、農家による大規模デモ。

ただの農家のデモで留まらず、極右政党AfDの存在感が不気味であります。

このデモの最中には、こちらも前回のブログに記した通り、ドイツ鉄道のストライキで、公共交通機関の運行が制限されておりました。

ドイツ鉄道は、昨年から繰り返しストライキを継続しており、本当にげんなりしております。

AfDによる移民排斥の動きは、近年急速に高まっており、旧東ドイツ地域を中心に、最大勢力化する動きは加速しているのですが、

ここ数日は、対抗する反極右政党デモ(gegen rechtsextrems)も加速しており、対立が激化しております。

ドイツ各地で、反極右デモとか、本当にきな臭い。

日本語の記事もありますね。

異国の地で、政局不安で暴動に巻き込まれる経験を過去にしている身としては、こういうのは本当に堪える。

過去のトラウマがヤバい。

インターネット社会は情報が多様で速すぎて、事態が数日後にどう展開し、何をどう信じたら良いのかわからないのが、しんどいですね。

ただ一つ分かる真実は、

現在の信号連立内閣に、多くの国民が不満を抱いている

と言う事。

メルケル元首相率いるCDUが、前回2021年の選挙で第一政党から脱落し、今まで第一野党だったSPD率いる、連立与党Ampelkoalition(信号連立)が成立。

これがことごとく上手くいっていない。

日本で言えば、東日本大震災時の内閣、民主党並に、国民に信頼がない状態なのだと、推測しております。

何でこの時期に、移民のドイツ国籍取得年数を最短7年から5年に短縮したし！ドイツは他国と比べて、国籍取得めちゃ簡単ですし、こんな暴動起こしてくれと言わんばかりの政策ですよね。

農家の補助金排除の政策だったり、やっている事壊滅的。Die Grünen には二度と政権持って欲しくないですね！

どうあれ、ドイツはこれから極右に傾くのでしょう。

半年後、1年後には、また世界がガラッと変わっていそう。

憂鬱ですが、今を大切に、何が起こっても対処出来るように心づもりして過ごそうと思います。

そういったリスクも含めての海外移住なので。

もう爆発騒動や有刺鉄線や戦車に囲まれ、タイヤバリケードの燃える臭いやキノコ雲見たり、停電断水されたり、空港閉鎖されるみたいな騒動に巻き込まれるのは、勘弁して欲しいです。←過去の海外生活トラウマ過ぎる。。。

まこBlog in ドイツ