このブログは娘のあやこ(4)と

アメリカの皮膚科専門医Dr.マセソンとの

アトピー治療の経験談を書いています。



※治療時は3才でした。


 

この発信が、同じお悩みを持つ誰かの

そしてアトピーっ子を持つ親御さんの

お役に立てると信じてお願い

 

 

ドクターの治療や

無料相談については、かなちんさんの

こちらのブログが分かりやすいです下矢印


皮膚科専門医ドクターマセソンとは?どんな治療



たくさん遊んだ夏でした


あやこは2才半から3才半まで

漢方治療をしていて

脱ステロイド・脱保湿を徹底していました。



でも、良くなる気配は全くなく

どんどん乾燥していく肌に

私は


「これ、本当に正しいの??」


と疑念がフツフツ…と湧いてきます。



そして忘れもしない、

漢方医への直談判の日を迎えます。



あれは、ドクターとの治療を進めるか

決めかねている時です。

いや、決めかねていませんね。

私の中では、もう決定事項でしたが(笑)

最後に漢方の先生にご意見を聞こうと思い

伺いました。




私:

先生、娘の肌は本当に乾燥が酷くて

アトピーもですが、乾燥による痒みも強いと思うのです。

保湿剤は本当に塗ってはいけませんか??



漢方医:

ダメだと言ってるでしょうムカムカ

肌に何も塗ってはいけない!



私:

いへ、先生、そうは仰っても…

分かりました。

では、あとどのくらいこの期間を続ければよろしいですか?

当初は1年〜1年半で根治とのお話で、

今1年経とうとしています。



漢方医:

2年くらいすれば良くなる!!



私:

(…え、延びてる!?)

では、このまま先生のご指示の通り

保湿剤も何も塗らず

漢方と漢方茶を飲み

指定された石鹸で体を洗えば

あと1年ほどで良くなるということでよろしいですね。

本当にそうであるなら、娘と共に頑張りますが。

それ以上延びるかもしれないと仰るなら

私はこの子の乾燥肌をなんとかしたいと考えます。




漢方医:

そう、何も塗らない!

君みたいな親を騙す医療は、

巷に山ほどある!!

君は騙されやすい、絶対に騙されるなムカムカ



私:

(泣きたい気持ちでした)

そうですか。

先生、今までありがとうございました。



こうして、私たち親子は

漢方医の元を

華麗に(笑)去って行ったのです。



私は決して漢方治療も、お世話になった漢方医のことも悪く思っておりません。東洋医学、西洋医学はそもそも病に関する概念が全く違うところにありますので、どちらかを肯定して、どちらかを否定するのはナンセンスだと考えます。その時、その症状にどちらがより適しているのかを賢く選択していくのが、治療を求める側の責任です。







この時、私は先生から強く叱られたことが

トラウマになっていました。


専門家でもない自分が抱く疑問を

その道の専門家に訊ねることは

それなりに勇気がいることです。


それをペシャンと潰されると

次の質問はなかなかできません。



大袈裟かもしれませんが、

『親失格』

と言われた気持ちにもなり

強気な私も、かなり凹みましたアセアセ



その後知りましたが、

アトピーの方のお話を聞くと

このように、先生に叱られる経験をされた方はとても多いそうです。



兎にも角にも、私はドクターとの治療においても

また怒られるかもしれない…

という不安がありました。



がしかし、ドクターの傾聴力は

天下一品ですキラキラキラキラキラキラ



むしろ、診療時間の45分間は

ほぼ患者側のお話がメインです。


そして、診察が終わったあとは

医療通訳者の晃平さんとの

勉強会もあるので

時間差で出てきた疑問は、どんどん質問できます。



ドクターは、

肌に出ている炎症だけを見て

処置するのではなく

心理的不安もよくよく聴いてくださいます。


患者の立場は医者より下なのではなく

共に治していこうという姿勢が

とても伝わってきて


治療が終わった今も、

ドクターに会うことはありませんが

二人三脚で歩んでいると感じています。



変な話ですが

文句も気軽に言える心持ちでいられるほど

ドクターへの心の壁はありませんおねがい



子供の治療に、

親側の心はどんどん硬直していきがちです。

でも、本来、治療は重く硬い心でするものではなく、もっと軽やかに進めたいものです。


その軽い気持ちは、子供にも確実に伝わり

子供も、その方が気楽です。



私はドクターとの治療を始めてから

かなり肩の荷がおりました。

それはいつでも相談できるスペシャリストがいてくれるからです。



肌の炎症が強くなり始めても

「まぁ、いっか。このまま悪化したらドクターに相談すれはいいしルンルン

と思っているほどです。




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余談


あやこは毎週ドクターと会う前に

英語の挨拶を練習していました。


ドクターも晃平さんも

照れながらも小声で英語の挨拶をするあやこに、とても親切にしてくれたのが嬉しかったようで、ずっと英語に興味をもっていました。


7月には、自分から

「英語のお勉強したい!」と言い出しまして

今は英語教室に通っています


いつか、ドクターと晃平さんに

英語でお話したいようですよラブラブ