映画『さよならくちびる』 | 牧内直哉の「フリートークは人生の切り売り」Part2
2019年06月11日(火) 10時20分13秒

映画『さよならくちびる』

テーマ:映画

さよならくちびる

(上映中~:TOHOシネマズファボーレ富山)

 

インディーズの女性デュオ「ハルレオ」が解散を決めまして、

ハルとレオ、そして、ローディ兼マネージャーの青年シマの3人の、

最後の全国7都市ツアーの中での気持ちや思い出が描かれています。

塩田明彦監督のオリジナル脚本作品です。

 

ハルを門脇麦さん、レオを小松奈菜さんが演じています。

個性的な可愛さの二人。本当にいたら話題になりそうな女性デュオです。

女の子のファンが多く、人気もありますが、ライブハウスは常に満員でもない。

二人にメジャー志向もないから、評価は高いけどくすぶった感じでもある。

 

でも、解散の理由はそこではありません。音楽性の違いでもない。

ハル⇒レオ、シマ⇒ハル、レオ⇒シマだが、ハルの気持ちも受け入れられる。

その変則的三角関係の中で、一緒にいるのがつらくなっちゃったみたいです。

愛しているけど続けられない。そういうこと、恋愛でもありませんか。

 

シマ役は成田凌さんです。

愛がなんだのマモルと違って“まとも”(?)な人でした。

といっても、彼も過去にはいろいろあったみたいです。

それに、解散に向かっていく要因の1つになっている存在でもあります。

 

全国に本当にあるライブハウスで撮影しています。多分。

そこで同じ歌を何度も聴かされるんですが、全く飽きませんでした。

秦基博さんとあいみょんさんが作った曲なんですね。

ハルレオの歌も上手いです。衝動的にCD買っちゃいました。

 

にしても、他のミュージシャンたちに良い人が全くいなくて、

実際にはそんなことないはずなんだけど、イメージ悪くなりそう・・・。

あと、ネットの音楽番組でのインタビュー。あの聞き方はアカンやつや。

でも、ハルレオ的なミュージシャンへのインタビューは僕も苦手です。

 

食べ物でいうと、カレーライスに始まり、カレーライスに終わりました。

そして、タバコは常に吸いまくり。歌手なのにエエの?ノド大丈夫?

車で移動もたいへんです。でも、こういうバンド、実際にいるんじゃないかな。

本作で身につまされる現役バンドマンや、かつて音楽やってた人もいるかな?

 

(※ここから先は、エンディングのネタばれです)

 

 

で、僕は解散するものだと思って観ていたのですが、

あれ?二人とも戻ってきちゃったよ。これからどうするの?解散しないの?

みたいな感じで終わっていきました。うーん、解散したらしたなんですけどね。

もともとが「そんなことで解散?でも、そういうことってあるよね・・・」

という感覚で観ていたのですが、解散しなけりゃ「めでたし」でもない。

もちろん、好きにすればいいんですが、僕個人が望むラストではなかったです。

結局、ここから始まる物語だったのかな?と理解もしているのですが・・・。