ABEイニシアティブも10年を迎えました。アフリカの若者のための産業人材の受け入れをはじめて1600人、85 大学、400機関でのインターン、200人の日本企業への就職に繋がっています。日本企業のアフリカビジネスへの「水先案内人」として大きな存在感を示してくれています。

ザンビアから北海道大学大学院に留学して川や湖の環境問題などに取り組んでいる話、モロッコから早稲田大学ビジネススクールにエンジニアとして入学し、ビジネス・マーケティングの研究をされている話、インターンを受け入れ商品化し、アフリカで展開されている日本企業の事例などうかがうことができました。

アフリカでの専門性を活かしつつ、新たな分野で研究をしたりインターンをしたりしたことでフィールドが広がったABEイニシアティブの皆さんからは、時間厳守、先輩が後輩を指導する文化など日本企業のカルチャーを母国に持ち帰りたい、という言葉もありました。またインターン生が帰国後、日本企業との架け橋となり、2日の滞在時間で政府関係者、学者、現地企業など7つものアポを調整してもらった、という具体例の紹介もありました。

若く将来性に溢れたアフリカからパワーをいただきました。