ニュージーランド2日目。朝のミーティングは女性省から。ドボジョやリケジョといった日本とニュージーランド共通の女性活躍のトピックが話題になりました。震災時に女性の声が大切なように、ニュージーランドでもクライストチャーチの地震後の再建に女性の視点を入れるようにしています。更に、高齢者住宅のリノベーションなどには女性が行った方が安心感をもらたすことがあることなど、具体的なエピソードも聞かせて頂きました。
続いてニュージーランドの第一次産業についてのミーティング。ニュージーランドでは飼料ではなく牧草を食べて育てているので肉の香りが良いことや、高齢者に向けてプロテインや健康に良い栄養素は何か、科学的に裏付けてブランド化しようとしていること等、お話を聞かせて頂きました。
キー首相との面会の後は日本ニュージーランド議連のランチ。国会のクエスチョンタイムも傍聴しました。スポーツとなぞられる程のスピード感がありました。
スポーツ庁ではワールドカップやオリンピック、パラリンピックがもたらすレガシーについて。それは必ずしもメダルの数ではなく、国としての誇り、国民が大会になんらかの形で参加することにある、という話が印象的でした。
金融当局にも訪問。金融リテラシーなど私たち金融庁での取り組みも共通の課題として意見交換させて頂きました。
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ニュージーランドの国会には、国内に住むあらゆる民族のバナーが飾られていました。日本の手ぬぐいには「友情」と書かれており、折り鶴も添えられていました。マオリの彫刻に囲まれた委員会室には、マオリ語と英語の通訳の際に使うイヤジャックも据え付けられていました。
イギリスからクイーンが来られる時に使われるお部屋も見せて下さいましたが、クイーンにはお尻を見せてはいけないので、ご挨拶したら後ずさりしないといけないのだそうです。
海外の国会を訪れると、また違った発見があるものです。