こんにちは!西宮甲子園KAN-MEDI.整骨院の赤石澤です。
今日は大谷翔平選手が手術する二分膝蓋骨について紹介していきたいと思います。
膝のお皿の骨は膝の前面にあって、膝の関節の保護と膝を伸ばすための機能の重要な役割を果たしています。
大谷翔平選手が手術を受けることになった「二分膝蓋骨」とは、通常1個の膝のお皿が、何らかの原因で2つ以上に分かれている状態の物のことをいい、通常は痛みがないものがほとんどですが、膝に痛みが生じるようになると「有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)」と呼ぶようになります。
大谷翔平選手も膝が気になると訴えており、有痛性分裂膝蓋骨になってしまいました。
有痛性膝蓋骨になると運動中や運動後に膝のお皿の外側が痛みを出すようになり、大谷翔平選手も練習強度を上げると痛みが出るようになったため、手術へと踏み切ることになったそうです。
有痛性分裂膝蓋骨は分裂している骨片を手術で取り除き、数週間安静にしていれば問題なくスポーツへ復帰できます。有痛性分裂膝蓋骨は、膝関節の半月板損傷や十字じん帯損傷と違い選手生命に危機を及ぼすほどのものではないので、大谷翔平選手は来シーズン問題なく復帰できると思います。