臨床ヒプノセラピスト&公認心理師の真紀です。
今日は誰に中にもいる
インナーチャイルドについて
お話したいと思います。
ヒプノとは変性意識状態のことを言って
顕在意識と潜在意識が繋がった状態です。
普段は顕在意識と潜在意識の間には
膜のようなものがあって
外からの刺激が直接
潜在意識に入らないようにしたり
トラウマ的な記憶などが
安易に出てこないように守ってくれています。
この顕在意識と潜在意識の間の膜が完成するのが
8歳から9歳と言われていて
それまでの幼い子供は
潜在意識がむき出しで
無防備な状態といえます。
その無防備な時に
大人から言われた言葉や
何気ない態度や出来事によって
深く傷ついたりして心に深く刻まれる
これが大人になっても影響して反応するのです。
この癒されてない心の中の幼少期の自分を
インナーチャイルドと言います。
普段は蓋をされ
顕在意識では忘れてしまってますが
潜在意識は身体の反応パターンとして
出してきます。
例えば
⚫︎なぜか同じ失敗を繰り返してしまう
⚫︎大勢の前だと喋れない
⚫︎男の人と一緒だと緊張してしまう
⚫︎年上の人に萎縮してしまう
⚫︎人の目が気になって、気が落ち着かない
など
こうした心のくせや反応は
あなた自身が傷つかないように
インナーチャイルドが守ろうとしているのです。
催眠状態で潜在意識にアクセスして
インナーチャイルドを癒しすことで
心が解放され くせや反応が緩和されます。
インナーチャイルドは
何が出てくるか本人にもかわりません。
重たいものが出たりする場合もありますが
それを乗り越えられるときにしか
でてこないのだろうと思います。
潜在意識は全て知っているのです。
ヒプノセラピーは
潜在意識から想起される体験から
癒しと気づきが得られる
最高のセラピーです。