追憶のヴェル・エール | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

一昨日、10日。夜。

ショーケースの興奮も覚めやらぬまま、僕と荒木は三上、冨士のユニット「アンジュ・サンゼール」の単独イベント、ヴィジュアル系Night「追憶のヴェル・エール」を観るべくウエストエンドの客席に来場。

いったいどんなんだろうと期待に胸を膨らませながら客席で待つ6700。

まずは冨士が登場。
縦ロールの黒髪のカツラに黒のドレス。メイクもバッチリだ。

しっとりと語り、そして歌う。かなり上手い。

冨士は館の主に仕える召使いという設定でその名もクレーヌ。

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そして、満を時して三上登場。
白のサラサラヘアーに中世ヨーロッパ風の黒のジャケット。館の主、フリード様だ。

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ちょっと綺麗過ぎてビビる(笑)

フリード様も一曲歌い上げ、大歓声の中二人のトークが始まる。

しかし、話し出した瞬間、

キャラ崩壊。

はやっ(笑)

そこからは三上はフリード様要素を含みつつも三上。

冨士はスタンスは主を立てながらもほぼ冨士。

しかし、そのゆるっとした進行がまた面白い。

ヴィジュアル系にあまり詳しくない僕は、彼らの歌う歌も映像で紹介したアーティストも半分くらいしかわからなかったが、それでも十分面白い。

歌はきっちりキメつつも、トークで崩して空気を和らげる。計算ではなさそうなところがまたいい。

二人がヴィジュアル系が好きでただ語っている姿は本当に楽しそうで、見ていて楽しい気分になった。

冨士がバンド、楽器の要素で好きなバンドを推すのに対して、三上の話はボーカリストに終始しているのも、同じヴィジュアル系好きでも観点が違うのだなぁと興味深い。

トークでは普段はあまり話さないような、彼らがヴィジュアル系に惚れこんだ若かりし頃のエピソードが数々飛び出し、僕も初耳の話が多く、ついつい聞き入ってしまった。

最後は三上の発案で客席全員スタンディング。ウエストエンドを武道館に見たてての武道館ライブ。
客席をアリーナ席、二階席、三階席とエリアに区切り、冨士がそれぞれを呼び、呼ばれるごとに客席が応える。

もんすごい一体感(=´∀`)人(´∀`=)

アリーナ席最後列にいた6700も勿論絶叫だ。

盛り上がりも最高潮に達した頃、イベントは終了。トークもかなり面白かったけど、もう少し歌も聞きたかったかな

でも、もっと聞きたいと思わせるのは素敵なことで、すごいこと。

彼らの魅力が存分に発揮されていた結果だと思う。

アンジュ・サンゼールの活動は今後も展開していく予定らしい。

ヴィジュアル系ファンなら勿論、ファンならずとも要注目である。

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