おじいさんは指に小さな小さな丸薬を挟み持ってきて、嘴の横から飲ませました。


ラッキーゴールドはルルの頭を上にして真っ直ぐに抱っこし、胃の中の実が下に落ちるように何回もジャンプしました。


ルルは虚な目をして、恥ずかしそうにちらっとラッキーゴールドを見てから、ひまわりに言いました。


トイレに行きたい…


ひまわりはラッキーゴールドからルルを受け取りトイレに連れて行きました。


何回もトイレを往復しているうちに、ルルのお腹はへこんできてずっと楽になってきましたが、惨めな気持ちがトイレから戻って来るたびに膨らんできて、

きっとバチがあたったんだ…バチがあたったんだ

と言って、泣き始めました。