朝起きて、アクセス数がグンと増えていて。
興味を持って読んで下さる方が多くいたこと、嬉しく思っています。短くまとめるのが苦手なブログなのに、読んで下さってありがとうございます。
本日も、おだづもっこの話。
今日は、人生初のボランティアはどんなだったかをお伝えしていきますね。
ボランティアと言うと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。
私は…「何だか物凄く大変そう」「時間があればやること」「私にやれることはないんじゃないかな」とかで…素晴らしい行為だと言うことは頭で分かりつつも、費用と時間を捻出出来ない言い訳として、何だかマイナスのイメージを持って逃げていたような気が致します。
食わず嫌い、みたいなことです。
セルフハンディキャップってやつですね。
で、実際やってみてどうだったかと言うと!
全然違いました!!!
と言うわけで、私がやったことを詳しく書いて行きますー!!!
まずは、現地のコーディネーターさんが前もって割り振って下さっていたチームに分かれてボランティア先に向かいます。
今回のチームは以下4つ
①ネギ班(台風21号の被害で、出荷出来なくなったネギを刈り取る作業)
②お寺班(年末年始のお墓参りの方がいらっしゃる前に墓地の落ち葉を綺麗にお掃除する作業)
③海班(ブイについた付着物をこそげ落とす作業)
④椎茸班(椎茸農家さんでのお手伝い)
私が割り振られたのは④椎茸班で、共演する大稀と一般ボランティアのヒロさん、佳恵さんと一緒に向かいました。
作業に必要なカッパや軍手、長靴はレンタル出来ます。そして、ビブスに名前を貼って出発です。
今回お邪魔したのは
《株式会社 椎彩杜》さん。シーサイドと読みます。震災前は原木栽培をしていたそうですが、津波で原木も、加工食品を作っていた工場も流されてしまったと言うこちらの会社。現在は菌床栽培として椎茸作りをされています。
↑詳しく見てね。
業務を拡大した矢先に、3.11があったそうで、一時は農協からも、廃業を勧められたそうです。
それでも、復活を遂げて、現在はパートさん達と共に物凄い数の椎茸を栽培されております。
菌床栽培ってどんなものかと言いますと。
椎茸が生えやすい木(ナラやブナ。椎彩杜さんはブナ)をチップ状にし、そこにふすまや糠(だったはず)等の肥料を加え、加熱殺菌して、だいたい3㌔程度のブロック状の形にして袋詰めします。
これが土台。その後、少し寝かせて袋を開封し、椎茸の菌を入れて、水を与えたり切ったり、そして温度管理に気を付けながら椎茸の成長を待つ。と言う工程で作られています。
菌床栽培のこと(←wikiさん貼っておきます)
今回私が行ったのは【袋カット】と言う作業。
- 「子実体発生」では、子実体の発生条件に適合するように温湿度と光量を変え子実体の発生を促す。必要に応じて、「菌かき」「袋カット」「側転」「上下反転」「注水」「覆土」等の作業を行う。シイタケなどでは電気刺激により子実体の発生促進をする方法がある。
↑wikiさんより抜粋。大稀は【水切り】と言う、上で言うところの側転、上下反転を行っていました。
午前中はハウスの中で作業です。温度管理がされていたので、暖かい。ってゆーかむしろ動いてると暑い!!ちなみに私が来ていたのは。
上:ヒートテック、薄手ダウン、中綿アウターにカッパ
下:極暖タイツ、ジーンズ、カッパ
でした。
ハウス内。白い袋一つ一つが椎茸の栽培土壌なのです。圧巻!!もちろんこのハウスだけではありません。社長さんが袋上部をカットして、切れ込みを入れて下さるので、それを剥いて、その後お水に浸けた時にビニールが浮き上がらないようにするために輪ゴムを掛けると言う作業です。
正直に申し上げて。
とても簡単でした。
ここで、ボランティア前の「物凄く大変そう」「私にやれることはないんじゃないか」
問題があっという間に解決。
ともすれば、普段正解がないような、ゴールがないような《芝居》をしている身としては、目で見て正解が分かる!ゴールが明確!!と言う作業はとても気持ちよく。嬉々として、臨ませて頂きました。
先程の袋を
以上です。とてもシンプルです。
これを淡々と数をこなしてゆきます。
沢山やっていく内に、こんがり焼けたデニッシュのように思えて来ます笑
私だけじゃなく、他のボランティアさんもそう言っていたので、きっとそんな風に見えるのだと思います笑
途中、ドライバー担当のボランティアさんが回って来て下さって、写真を撮って下さいました。
写真は全てのボランティア場所を時間で回って、沢山撮って下さってました。
後から見返せるのも嬉しい限りです。
出発前に言われたことで印象深かったことは。
『頑張り過ぎない』
でした。あくまで、ボランティアであること。
でした。あくまで、ボランティアであること。
無理をして、体調を崩したり、怪我をしたりして現地の方に迷惑を掛けないことが鉄則です。
開始から小一時間ほどで、椎彩杜さんからコーヒーを振舞って頂き、少し休憩。
私はこの休憩で中綿アウターを脱ぎました。
良い汗かいて気持ちが良いです!!
そしてお昼ご飯😊🍴
お弁当です。
普段ならば食べきれないご飯の量ですが、朝からしっかり動いていたお陰でペロリでした。
午後は場所を変えて、ほぼ屋外に近いところでの作業。中綿アウターを着直しましたが、動いてたらやっぱり暑かったです。そして帽子ずり下がる問題勃発笑。
終わったものは後ろの棚に載せます。
この際水を結構浴びました。不器用…orz
「早くなったねぇ」と褒めて頂きながら、どれくらいの苗床があるのか、どんな品種を作っているのか等、色々な質問をさせて頂き、どれも快く答えて下さいました。ちなみに作っているのは《607-S》《607-03》と言う椎茸です。多くの種類があるそうですが、やはり土地柄や生産者との相性みたいなことがあると伺いました。
今回は午後から、吹奏楽のコンサートや、我々の演劇の準備があるため、活動時間は14:30まで。
休憩を含めると、実質3時間程度のボランティアでした。
各ボランティア班、それぞれで色々なお心遣いがあったようでした。
以上が、私の人生初のボランティアで、やっぱり人生初の農業体験だったわけですが。
社長さんが『ありがとう、ありがとう、感謝、感謝』と何度も仰っていたのが印象的でした。
現状としては。
1週間で何万株もの収穫をして、チップを作って、今回のような袋カットや水切りをして、を本当に僅か数人で行っているので、人手が物凄く足りないとのことでした。
先に上げた【しいたけかりんとう】(超美味しい!)のような加工食品も行っていらっしゃるのだそうですが、人数が足りないため、思うように稼働も出来ていないのだそうです。
私達はもちろん素人で、一応その日1日でやりたかった分は終えて帰ることが出来たのですが。
短い時間の中で、説明をして作業に不慣れな時間も我慢して、お土産やなんだとして頂くと、きっと労力も含めて持ち出しのが多いのではないのだろうかと思ったりもしました。
それでも。
少しでも生産量を上げるため。
美味しい椎茸を届けるため。
猫の手も借りたいと言うところなのだと思います。
そして。
生き物を扱う農業と言う仕事の大変さ。
休みなく成長するし、人間よりもよっぽどデリケートだし。何よりも消費者の口に入ることを考えるとありとあらゆる面で、責任が出てきます。
例えば。袋に針の穴くらいの小さな隙間があるだけで、そこに空気中の雑菌が入り、菌床がダメになってしまったりするんだそう。
それに合わせて、やっぱり休みなく、細かな調整を行いながら一つ一つを手作業も多い工程で作っていくのは並大抵なことではありません。
私が行ったのは短い時間でしたが、それなりに力もいるし、慣れない動きで若干筋肉痛にもなりました。取るに足らないことではありますが、そうしたことを毎日繰り返して、丁寧に育てて下さっていることに頭が下がる思いでした。
これは全国どこの農家さんでも一緒になことでしょうし、農業だけでなく、畜産や漁業も同じように細やかな神経を使いながら、私達の食卓へと運ばれて来ています。
廃棄の食品がとんでもなく多い日本。
私も忙しくなって、冷蔵庫で野菜をダメにすることが今年も何回もありましたが、猛省しております。
困難を超えて、それでも諦めずに、自然のものを相手に生産し続けて下さること。
私達の生きる源になっていること。
改めて思い出して、もう二度と食材をムダにしない!と心に決めて戻ってきた次第です。
ちょっと話が逸れましたが。
ボランティアは。
【何かしてあげる】
ではなく、【させて頂いた】が
大きな印象でした。
普段ならばなかなか出来ないことを、体験させて頂き、皆さん親切で温かくて。
本当に、躊躇わずにもっと早く行けば良かったと思いました。
そこにはきっと素人でも参加出来るよう、内容をコーディネーターさんやボランティア受け入れ先の方々が考えて下さっているという思い遣りがあるからこそなのだと思います。
【何か力にならなくては】
と思って行った初めてのボランティアでは。
私はただただ、皆さんの優しさと思い遣りを沢山受けて帰って来ただけで。少し恥ずかしくなると共に、幸せな気持ちをめいっぱい感じさせて頂きました。知らないことを知れたこと、小さな労力に有り余るくらいの感謝をして下さったこと。
私の方こそが有難く。
この場を借りて、お礼をお伝えしたいです。
本当に
ありがとう
ございました
その後、温泉に連れて行って下さったり
翌日はバーベキューがあったりと、ボランティアのイメージを覆すような様々な催しがあって関東に戻って来たわけなのですけれど。
なんと言うか、すごく簡単に言えば、
【地元の方と触れ合って、普段出来ないことをする、体験型旅行】みたいでした。
もちろん、邪魔をしたり、適当な気分ならば行くのはどうかな?と思いますが。
せっかく来たのだからと、少しでも楽しむ気持ちで活動をすればとても実りが多いこと。
それが、今回のボランティアでした。
一般参加の方達は、ベテランさんが多く。
週末の休みを利用して、年に3~4回いらっしゃっているそうです。仕事終わりに集合して、作業をモリモリして、そうして翌日からまたお仕事です。バスの移動は身体が休まるかと言ったらそうでもない中で、率先して積極的に行こうとなるのは、やはり凄いことだと思いますし、何度も足を運びたいと思わせる魅力があるのだろうとも思います。
今回は冬のボランティアはしたことなかったけど、吹奏楽や我々のイベントがあるから1人で来てみたよと言うお母さんもいました。
嬉しかったです。
地元の方にももちろんそうですが、ボランティアに行く人達にとっても楽しみの一つになるようなこうしたイベントは、個人でも出来たら良いねぇと思ったりもしました。
今回参加したボランティア団体さんは
【東北ファミリア】さんです。
毎週のように運行しています。
このあと春先にはワカメの収穫があったり、
バーベキューでホヤやウニを頂いたりすることもあるよとのことで、楽しいからまたおいでよねと一般ボランティアさんにもお誘い頂きました。
一般ボランティアさんは帰りのバスでめっちゃお酒を飲まれまして、私も地酒をたくさんご馳走になりました。地元のものを買うこともちょっとした協力なのだと思います。こんなに沢山日本酒飲んでバス乗ったのは初めてだったー!どれも美味しかったー!!お土産で買いたかったー!!
帰って来て現在。
素直にまた行ってみたいなと思っています。
そして、これを読んで興味を持ってくれる人が居たらそれもとても嬉しいなと思います。
何か色々思いついたこともあるので。
ちょっと考えてみようと思います。
とか、一緒に行こうよ!な人が居たら連絡下さい。是非行きましょう。是非!!
そんなわけで。
初めてのボランティアはお役に立つとかそんなことの前に、人の温かさを改めて知る幸せな時間に溢れていました。
以上ですっ!
明日はいよいよ、『パコと魔法の絵本』のこと、書いて行きますねー!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは、またね🎀












