南相馬小高のボランティア|ボランティアチーム 援人 | 石巻のボランティア日記

石巻のボランティア日記

石巻は古くからある昔ながらの港町。山と海に囲まれて、自然が豊かな穏やかな街です。
多くの人たちは、今も待機所や仮設住宅で暮らしています。
1日でも早く復興できますように。

朝は、ボランティアセンターでセンター長と社協の方のお話を聞いて、表彰された方に拍手をする。
チロたんに「お天気晴れにしといたわよ」と明るく告げられて現地に向かう。

photo:01


私たちは、南相馬小高の個人宅の草刈りと竹伐採のボランティアへ行く。今日は、家主さんとはお会いできませんでした。

依頼票を見て「草刈りと竹伐採」とニーズを確認して、資材を準備する。
いろんなな庭木があるのに桜と栗以外は伐採と聞いた。う~ん。
ワゴンと軽トラで向かい、はさみを持って草刈りをする。向かいの橋は地震で橋げたが痛んだため、通行止になっている。

お庭では、主に男性の方たちにチェーンソウと刈払機で草や竹を刈って頂く。草刈りは割りとすぐに目処がついたんだけど、奥に竹林がある。午後は竹との格闘が大変かもしれない。
チェーンソーや刈払機で刈ってもらった竹を2~3名で土手に投げて頂いて、私たちは2~3名でひたすら川へ向かって竹を投げた。槍投げならぬ竹投げ選手権のような状況だ。汗もすごいんだけど、腕のストレッチを真剣にやらないと筋肉痛で大変だ。

後で話を聞いてみると、屋内の片付けもあるけど、広い庭の草刈りをする場合も多いみたいです。
機械を使うと速そうだ。私も刈払機の使い方をおぼえたいと思う今日この頃。あれを使いこなせたら、作業の幅も広がるだろうな。

竹を伐採した川には、高齢者用のマットがあった。高齢者の介護がある家庭で震災があったのか。今回お顔は拝見できませんでしたが、住人さんのヒントはありました。

ニーズ票の通りに草刈りと竹が片付いたお庭を見て、安心して頂けると良いなと願うばかりでした。

ボラセンの近くでは、道路の復旧工事をやっていた。上下水道やインフラが復旧したら、大変便利になるだろうと思いました。

小高川の土手は、カブト虫がいて、セミの声が大音量でした。
桜並木を見ながら、いつか地元の方が帰還できてお花見ができると良いなと思いました。
photo:02


南相馬「道の駅」で、『のまたんクッキー』を買ってきました。クッキーは馬のイラストがかわいいんですよね。
photo:05


道の駅に隣接する高見公園で『じゃぶじゃぶ池』を見学する。市民やボランティアや子供たちで賑わっています。
photo:06



スーパー銭湯「はらまち湯っさ」で汗を流してお風呂上がりに酪王牛乳を飲む。
二本松で夕陽を見て東北道で帰りました。
photo:03



小高の町中は、道路工事が行われていてインフラの復旧が進んでいるようでした。
9月や10月もまだまだニーズがあるんだそうです。ご興味のある方は是非。

ドキドキ ボランティアチーム 援人

ドキドキ 南相馬市ボランティア活動センター(運営:災害復興支援VN)