新宿で、本格派江戸前鮨がいただけるお店。
西口から間もなくのところにある【鮨 かなやま】
清潔な店内はL字カウンターのみのしっぽりとした空間。
席数も限られているので早めの予約がおすすめです。
大将がとても気さくな方で、お店の雰囲気がとてもいいです。
「江戸前」鮨らしく、江戸の食文化も要所要所で取り入れられているところが面白い。
コースは１つのみ。
基本的に身厚でシャリもちょうどいいほぐれ具合。
シャリの大きさは選べます。
前菜
・もずく酢
・稚鮎 山椒煮
・黒鮑 蒸し鮑
握り前半
・中トロ
・小肌 女性限定編み
・すみいか
・車海老 半生（選べます）
・金目鯛炙り
・煮蛤
おつまみ
・小川のたたき
・雲丹と蟹
・いくらとキャビアの小丼
・まるでプリンな玉
握り後半
・赤身漬け
・真鯵
・大トロ
・赤貝
・イトヨリ（柚庵漬け）
・穴子
・中落ちいぶりがっこ手巻き
・あおさの赤出汁
・さくらんぼ
前菜の黒鮑は煎り酒使用でやさしい味付け。肝もいただけます。
ガリは２種類もあり、昔ながらのガリ（角切り）と、赤酢で仕込まれがガリ。これだけで美味しいです。
握りの境港の本マグロの中トロは絶品です。
小肌は、女性限定で形をサービスしてくれて美しい♪
すみイカのシャリは赤酢不使用で塩とスダチでいただきます。
そして、生け簀から水揚げした車エビが調理法が選べ、半生にしました。
甘味と食感のいいとこどり。
中盤の「小川のたたき」は、カツオを細かく切って板状にし、上からお湯をかけたものだそう。
日本酒AKABUといただいたのですが、このお酒がまた好みでした。
ウニと蟹は焼いたウニの下に、カニと出汁のジュレがじゅわ～。
赤貝はヒモも一緒に握ってくれる贅沢さ。味も歯ごたえも良し。
最後は旬のフルーツさくらんぼ。フルーツいいですね。
上質なネタで寝かせ方も素晴らしく、隠し包丁で丁寧な仕事も素敵。
大将も店員さんも居心地のいい空間を作ってくれていて、また行きたいお店です。