映画『宝島』見ました。
戦後のアメリカ統治下にあった20年間の
沖縄が舞台。
直木賞受賞の『宝島』真藤順丈著書 が原作です。
沖縄出身の方ならば色々と思うところは多いんだろうな…。
辛く、悲しい場面も多いです。
アメリカ兵は犯罪を犯しても捕まらない、無罪で終わる。
交通事故も痴情のもつれも何もかも。
その虚しさたるや。
だからこれまで深く、リアルに描いた映画はこれまで
ほとんど無かったとか…
(妻夫木聡さんのインタビューより)
見てるほうも悲しくなっちゃうもんね…。
でも「戦後の沖縄をいつか撮らなくては」と
大友監督はドラマ『ちゅらさん』の頃からずーっと構想を抱いていたそうです。
(大友さんのインタビューより)
映画がとてもリアリティあるので
まるでその時を共に生きているかのように感じました。
当時の沖縄の人たちが、「普通に暮らし」「平穏に生き延びる」ことがどれだけ大変だったのか。
ただの「海の綺麗な観光地」だけではない
現実の沖縄県を映画を通して直視できる
良い機会だな、と思える映画です。
「沖縄を返せ！」のデモのシーンは圧巻です。
妻夫木聡さん
広瀬すずさん
窪田正孝さん
真っ直ぐに必死に生きる演技が
本当に素晴らしかった！！
ご興味ある方は是非、ご覧ください。
