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宝塚歌劇団は本拠地兵庫と日比谷に専用劇場がありますが、全国ツアーもあるんですよね。
大好きな月組が全国ツアースタートしていまして、新潟日帰りで行ってきました。
(新幹線の中、私たち以外誰もいなかったので車内撮影失礼します)



一幕お芝居『鳳凰伝』
オペラ「トゥーランドット 」のストーリーはなんとなく知っていて
宝塚版として戦後まもなく春日野八千代さんが主演・カラフをつとめられたようですが(パンフレットの受け売り)、すごく重厚感のある物語でした。

どの登場人物に気持ちを寄せて観るかによって、悲しく、せつなく、悔しく、喜ばしい感情になります。

異国の王子カラフ(珠城りょうさん)と中国皇帝の一人娘、トゥーランドット(愛希れいかさん) の謎解き場面の対峙や、トゥーランドット の凍てついた心を溶かしてゆく場面は緊張感があり、凄みがありました。


そして、奴隷役のタルマ(海乃美月さん)
命をかけて「愛」を示す難しい役どころを涙を流し熱演されていて印象的だったな…。


緊迫感ある物語の中でも「ほっこり笑える場面も担当」な盗賊タン・トンのコンビ(紫門ゆりやさん、千海華蘭さん)が登場するとホッとする自分がいました。
芝居巧者が多いとよく評される月組ならではの『鳳凰伝』になっているのではないでしょうか。






二幕ショー『CRYSTAL TAKARAZUKA 』
三年前の月組同タイトルの再演ですが、出演者・人数も異なる“新しいクリタカ” という印象です。

宝塚らしい正統派なクラシカルな場面もラテン系もオラオラ系もファンタジー系もあり、盛りだくさんなので三年前も大好きなショーでしたが、新生月組のクリタカも楽しかった!!

(三年前、この場面は萌花ゆりあちゃん踊ってたなーとか思い出しながら。紫ドレスの娘役フィナーレナンバー大好きなんですよ…)


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全国ツアーですので通常人数の半分ほどではありますが、そうとは感じさせないほどエネルギッシュで、出演者皆さん出突っ張りで、大変だろうなぁと勝手に心配しつつも
客席は「キャーーツ!」と大盛り上がりで乙女心全開でお手振りしたり(客席おりがあるので)幸せとトキメキに満ち溢れた新潟公演でした、笑。


↑今年5月博多座公演でも感じましたが地方公演ならではの距離の近さが全国ツアー醍醐味の一つなんですよね。
それゆえに、にぎやかで面白いお客さんが多くてつい笑ってしまいました。
ごめんなさい(⌒-⌒; )


あ、トップスターさんの大羽根に「おおーー!」って客席から歓声あがっていたのも新鮮でした。
宝塚独特の煌びやかさはやはり他にはない素晴らしい夢世界です。



あー楽しかった!
パワー沢山もらいましたありがとうございます。