かながわ金太郎ハウス




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ここは、神奈川の自治体が運営・活動しています。

阪神淡路大震災を受けて、県が≪神奈川災害ボランティアネットワーク≫を設立。


大災害が起きた場合、どのように地元、神奈川県では対応するか

など、災害時のノウハウを、支援活動を通して得ている団体です。




そして、2011年の3月11日を受けて、≪かながわ東日本大震災ボランティアステーション≫を立ち上げ

かながわ東日本大震災ボランティア遠野センター、を設置しました。




その活動拠点が、かながわ金太郎ハウスなのです。

遠野市という場所は、岩手県の沿岸被災地へボランティア活動をする拠点に、立地条件が良いので

震災前から、「何かがあったら、ボランティアセンターを設置します」と、他の市や町と、締結をしていたそうですよ。






ボランティを行いたい個人や、団体には、「ボランティアの心構え」や

「活動時の服装、持ち物」などを、スタッフが徹底的に指導。


被災者の方の迷惑にならない、活動をスムーズにできる人を、現場に派遣できるわけです。




これまで6000人のボランティアが登録をし、

数日間活動する人・・・数週間活動する人・・・数か月活動する人・・・

様々な年代、職業の人たちが、神奈川県からボランティ活動をするために訪れているそうです。




参加者の中には、大学生も多く、先月のロケ時にインタビュー」をさせてもらいました。


神奈川大学の彼らは

「テレビで被害の様子を見て、他人ごとではないと思った」

「学生でも何かできることはないか、と思ってきた」

「ボランティアの経験談を、大学で話すと、仲間が増えた」

「将来、NPOやNGOに就職したいと思えるような経験をした」


と、充実感にあふれた表情でした。




何を感じるかは、彼ら次第ですが

現地に足を運ぶ、その行動力が素晴らしいな、と思いました。


そして彼らは

「実際に来ると、まだまだ復興には何十年もかかるんだ、というんがわかりました」

と皆言います。




そう、仮設住宅にて暮らす人々や、地元のボランティアをしている人に現状を伺うと

【国が方針を決めていないので、市も町もどうしようもない部分が多すぎる】

と、課題の多さが、先の見えない不安を招いていることが、よーくわかります。




ですから、まだまだ支援の手を、必要としているわけですね。




神奈川のこの取り組みについて、気になる方は公式HPをご覧くださいビックリマーク

募集しているボランティアの情報も、掲載されています。


こちら→ http://ksvn.jp/