もう秋なんでしょうか。

雨が続くと送り迎えが憂うつになります。

今朝もレインコートを着るの着ないのでプチバトルバッドばつ丸

 

 

 

 

さて、去る9月17日、良く晴れた敬老の日、おじいちゃまおばあちゃまからその血を受け継いだ子どもの将来について考えてきました。

 


 

 

 

 

大事なことなので何度でも言います。

 

 

 

国連教育科学文化機関(ユネスコ)が定める性教育の国際的基準によると、その開始年齢は

 

5歳!

 

 

出)国際セクシュアリティ教育ガイダンス

 

 

五~十八歳を四段階に分け、学習内容を提示。五~八歳で受精など赤ちゃんが生まれる過程を知り、九~十二歳で無防備な性交は意図しない妊娠や性感染症の危険があり、コンドームなどの正しい使用が有効と学ぶ。中学生は健康な妊娠や出産の知識、高校生は性的な接触には互いの同意が必ずいることの理解が重要としている。

出)性教育で申し入れ 国際基準は「幼少期から」 都議の授業批判で識者

 

 

 

5歳とまで言わずとも、小学校卒業するくらいまでに、親なり先生なりオトナの人に、正しい妊娠の過程や避妊の方法を習った記憶のある人はどのくらいいるでしょうか。

 

 

 

ちなみに、私は小4で初潮が来て、本当になにも知らず、(なんでこんなにパンツが薄汚れるんだろう・・・病気?)と、不思議&不安な思いを抱きつつ洗濯に出していたら、2日ほど経って母に「ちょっとあんた来たんじゃない?」と言われ、誕生日でもないのに赤飯を炊かれ、整理整頓以外の“セイリ”について初めて知ることとなったのでした。

 

北海道の赤飯は左のこちら!誰がなんと言おうと甘納豆!

娘のお食い初めのときに比べてみた

左が北海道の赤飯、右が普通の赤飯

どう考えても、左の方がめでたいし可愛い!

我が家は断固甘納豆!

 

 

 

 

まぁ赤飯はさておき、場合によっちゃ私、小学生で妊娠できた、ということになるわけです。

 

空恐ろしや・・・

 

 

 

 

そんな母の血を受け継ぐ娘なので、現在のところは男の子みたいな女の子ですが、体がオトナになるのが早いことも想定され、気が早いのは承知の上で、学校や行政には任せておけない大事なことを学んでおきたい、というより、教えてくれる人に全面的に任せたい!という思いで、シオリーヌ(@shiori_mw)さんを招聘。

 

 

前置きがかなり長くなりましたが、性教育のはじめの一歩ともいうべきワークショップが開催されたのでした。

 

 

子どもの心をわしづかみにするシオリーヌ

 

 

9月17日13時半、豊洲文化センターに8人のママと14人のちびっ子が集まりました。

 

シオリーヌさんが会場入りした途端、引き寄せられるこどもたち

 

 

ひと言も発せずとも人の魅力は伝わるんだなぁと痛感した一瞬。母、完敗・・・

 

 

ネタバレとも言うべき質疑応答が、子ども⇔シオリーヌさんの間で繰り広げられているのを横目に見つつ、もろもろのセッティング。

 

さて、そろそろいいですか〜、というわけで参加したママさんの簡単な自己紹介をして、ワークショップのはじまりはじまり・・・・

 

 

繋いできたひとつの命

 

私の名前は大貫詩織といいます。

みんな「シオリーヌ」って覚えてね。

 

私は助産師をしています。

世界的には5才くらいから性教育が始まって、年齢別に段階を踏んで教育していくというのがベーシックになってきているんですが、そのなかで日本はすごく遅れていて、小学校で急に生理の話をしてみたり、中学校になったらエイズの話をしてみたり、高校生になったら避妊の話をしてみたり、すごく単発で継続性がないんですよね。

だから、家庭の中でもいつそんな話をしたらいいのか分からなくて、いざというときに困るケースが増えているんですよ。

なので、5才くらいから日常的に性の話をしていくことで、肝心なときに大事な話がオープンにできる環境を作っていけたらな、と思って、こういう活動をしています。

 

もうこの時点でひざウチ、ふにオチ、で母親学級スタート、かと思いきやスイッチ切替。

 

今日は、お子さんがたくさんなのでお子さん向けにお話したいと思っております。

「みなさん、よろしい?」


は〜い!と四十路の私も言いかけたよね

 

 

 

なにやらおおきなパネルを広げお話し会が始まりました。

 

 

 

助産師ってどんなオシゴト?というお話しに続いて、

 

「みんなってどうやって産まれてきたの?」っていう話をしたいと思います。ここに女の子がいます。この子は誰から産まれたでしょうか?

 

おかーさん!

 

正解!じゃぁお母さんだけで産まれるかな?

 

おばあちゃん!

 

惜しい!それは次に言って

 

おとーさん!

 

正解!じゃぁお母さんは誰から産まれたでしょうか?

 

おばあちゃん・・・

 

じゃあおばあちゃんは?ひぃおばあちゃんは?そのまたお母さんは?・・・・・

 

 

と命は受け継がれ、10人をたどると、なんとその数

 

 

 

1000人!

 

 

まぁフツーに数学デキル人ならちゃっと数式と答えがでるんでしょうけど、とにかく2人の両親を10回繰り返すと、1000人になるそうです。知らんけど。

 

ネズミ講ってこうやって成り立つんだぁと思った瞬間。。。

 

 

とにかくこの私も、そこでガン寝してる娘も、ワーカホリックの夫も、少なくとも1000人以上の人の命が繋がれて生きてるんだなぁと思うと感慨もひとしお。

 

まさかの昼寝突入。こうなるとテコでも動かないので「一緒に学ぶ」は泣く泣く断念し撮影に専念。

 

 

この1000人なかのたった1人でもいなかったら、君たちはいまここにいなかったんだよ。

だからね、自分の体もお友達の体も大事にしてほしいなぁって思います。

 

イジメをなくすには、みんな誰かの大事な子どもなんだっていう根本的な理解がないと始まらないよね、って思った。

 

 

 

赤ちゃんてどうやってできるの?

 

じゃぁさー、赤ちゃんてどうやってできるか?っていう話をするよ

 

スタート前に見せてもらったパネルが登場するとあって、めちゃ前のめりのこどもたち。

 

「あのさ〜、あかちゃんてさ〜、、、、どうやってできんの〜〜〜?」

 

 

じゃぁね、その話をね、いまからする照れ

 

「だからその話をするっつってんだろ!ムキー」とは決して言わないシオリーヌ。天使。

 

 

 

お母さんとお父さんはそれぞれ赤ちゃんの「素」を半分ずつ持っていて、お母さんが持っている“卵子”と、お父さんが持っている“精子”が合わさって、赤ちゃんの卵ができます。

お母さんの持っている“卵子”は1個しかなくて、それはお母さんがおばあちゃんのお腹の中にいた頃にもうできあがっているから、君たちは、おばあちゃんのお腹の中にもいたことがある、っていうことになるんだよー

 

 

ええええ!!!!そうだったの〜〜〜!感動〜〜〜!(母たち)

 

 

 

仮にも高校3年の夏まで、看護士を目指していた(というか進路希望が特になくて、志もなく看護士なら文句言われないかと思って適当に勉強してただけ)にもかかわらず、全然知らなかった。すごいな、卵子。

 

お母さんは“卵子”を1個しか持ってないけど、お父さんの“精子”は何個あるでしょうか

 

「10こ〜」「100こ〜〜」

 

正解は2億!

 

子「・・・・」

母「!!!!」

 

億って単位をまだ知らない5歳児たち。ピュア〜〜〜

 

そんなたーくさんの“精子”のなかで、1番早く泳げる精子がお母さん卵子に1等賞でゴールして“受精卵”って言う卵が作られます。

それってどのくらいの大きさだと思う??

 

 

10ヶ月でどのくらい大きくなるの?

 

 

そこで、こどもたちに配られた小さなハートの紙。

 

じゃぁ、その紙を天井に透かしてみて?

 

 

 

穴が空いてる〜〜〜!と一斉に声をあげるこどもたち。

母たちも一緒に見入ってその穴を確かめます。

 

安全ピンで刺したくらいの小さい穴が開けられていました。

 

君たちの最初の大きさは、そのくらいだったんだよ!

 

「えぇぇ!ちーさーい!」

 

 

そこから、だんだん大きくなって、2ヶ月くらい経つと、このくらいになります。

 

 

まだまだ小さいよね〜、そこからもう1ヶ月くらい経つと、もう少し大きくなってお母さんたちは、ちょっと気持ち悪くなったりして「ん?もしかして、赤ちゃんがお腹にいるのかな?」って気づくようになります。

 

「白いところはなに?」

 

よく気がつきました。

ここは羊水っていうお水。このお水はね、お腹に赤ちゃんができるとお母さんの体の中で勝手に作られるの。不思議だね〜。

みんなはさ、お腹の中にいたときこのお水の中にいたんだけど、今はお水の中にずっといられる?

 

「いられなーい」

 

じゃぁどうしてお腹の中ではお水の中にいられたんでしょうか?

 

・・・・・

おへそが繋がってたから?(ちょっと自信ない・・・)

 

正解!おへそから繋がっている“へその緒”っていうところから、お母さんから空気と栄養をもらって大きくなったんだね。

お母さんもみんなもすごいね!

このくらい大きくなると、みんなの心臓の音が聞こえるようになります。

今日は赤ちゃんの心臓の音を持って来たから聞いてみようね。みんな静かに〜〜

・・・・・・・・・・・・・(シーン)

 

スマホを取り出すと、懐かしいエコーの心音が・・・

 

母はこのへんでもう妊娠初期の頃を思い出してウルウル

 

心臓の音を聞いてどう?

「はやーい!」

 

そうだね、赤ちゃんは小さいから心臓も小さくて、送れる血の量も少ないから一生懸命動かしてるんだね。

大きくなると心臓の音もゆっくりになるんだよ

 

胸に手を当てて確かめるこどもたち。ピュア〜〜〜

 

5ヶ月くらい経つともっと大きくなって、次はお腹の中でもにょもにょっと動いたりキックしたりして、お母さんたちは「あれ?動いたかな?元気にしてるのかな?」って思うようになります。

その頃になると胎盤っていう、みんなに栄養を送る場所が完成するから、もっとたくさんの栄養と空気を送れるようになって、お腹の中のみんなはどんどんどんどん大きくなります。

 

まもなく男の子が生まれるというママさんのお腹はまさしくそんな感じで、立派なお腹がポコっと。

男子と女子でお腹の形が違うのはどうしてなのかっていうのも聞けばよかったな。

 

 

そしてもう産まれるっていう9ヶ月、どどーん!大きくなったでしょ〜

最初これだったんだよ

 

沸き立つこどもたち。

2ヶ月のときと比べたら9ヶ月の足の大きさにも満たない・・・

 

親としてもそんなに冷静に大きさを比べたこともないので、改めて子どもの成長の早さに驚きました。

 

 

 

 

大きくなった赤ちゃん、どこから産まれてくるの??

 

 

じゃぁ、この赤ちゃん、どうやってお母さんのお腹の中から出てくるでしょうか?考えてみて。

 

「お尻から出てくる」

「水風船を割って出てくる」

 

そのなかでも、小学生のお姉さんたちはその答えをなんとなく知っているようで、「足の間からあたまから・・・」という具体的な回答で大正解。

 

 

お母さんてね、オシッコが出るところとウンチが出るとこととは別に、赤ちゃんの通り道があるの。

 

シモな単語に湧きつつも(笑)

えーーーなにそれーーーと興味津々な反応

 

ね、ビックリするでしょ?それを“産道”っていうんだ。そこから赤ちゃんは出てくるんだー。

 

「あのさー、どうしてさー、せまいのに出てくるの?」

 

いい質問だね〜。そうだよね、狭いよね。

赤ちゃんの頭はこんなに大きいんだけど、いまのみんなみたいに固くなくって、もっと柔らかくてへこませたりできるの。

 

 

「えー!!!」

といいながら頭をぺこぺこ。ピュア〜〜〜

 

それを、一生懸命へこませたり、体を小さくしたりして、よいしょよいしょってみんな頑張ってお母さんのお腹から外に出てこようって頑張るんだ〜。みんなすごいよね〜。

 

「じゃぁさー、ひもはどうするの?」

 

すごい!よく覚えてたね!

お母さんと繋がってた紐もね、産まれるときに一緒に出てくるの。

産まれたらみんな「オギャー!」って泣くでしょ?そしたらね、へその緒から送ってもらっていた空気はいらなくなって、お口で息ができるようになるから、チョキンって切っちゃうんだ〜

ふ〜ん

 

 

イメージは湧かないけど納得したような様子。

 

 

それから自然分娩と帝王切開の2種類の産まれ方があるよ、っていう話をして、どっちがいいとか悪いとかはなく、赤ちゃんにもお母さんにも一番いい方法で産まれてきたんだよ、とちょっと子ども向けには踏み込んでるなぁと思うような話も。

 

 

今回のママたちは本当にたまたま自然分娩の人たちばかりだったんだけど、話を聞きながらお腹の中にいたこどもたちの頑張りを讃えたくなった瞬間でした。

 

 

ここらでちょっと疲れが見えてきたのでトイレ休憩。

 

 

私も少し疲れてきたので、後編に続きます。