全然笑えない話なので、嫌な方はユータンでお願いしまぁす☆
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今日はウチのじぃちゃんの二十回忌です。
あたしが今29歳なので、9歳の時か。
3年生?
早いねぇ。
実家にお花供えれなかった…。
お母さんにメールで謝っておいたぁ。
毎年行くんだけどね。
今年は旦那夜勤ってのもあって行けず…。
1月3日ってスゴイよねww
みんなで
「何もこんな正月に死ぬことないのにね」
って言ってたよねww
いや、亡くなった時じゃないよ?ww
じぃちゃんが亡くなったのは夕方だったんだよね。
お母さんの実家にみんなで行ってて、その時に電話が鳴っていとこの兄ちゃんが電話出て。
「え?じぃちゃん、死んだ?え?え?」
って、めっちゃ焦ってたのが記憶にあって。
何で焦ってたかというと、お母さんのほうのじぃちゃんも生きてたから、そっちのじぃちゃんかと思ったんだって。
電話をくれたのが、お父さんのお姉さんの旦那さん。
叔父さんもメッチャ焦ってたから電話出たと同時に
「じぃさん死んだ!!」
ってww
そりゃ、驚くよねww
で、いっそいで帰ったのを覚えてます。
ばぁちゃんは正月いつもお父さんのお姉さんのとこに泊まっててね。
だから、叔母さん家に直行で行ったんだけど。
その時、初めてばぁちゃんの涙を見ました。
あれは今でも忘れられない。
じぃちゃんはずっと入院してたんだ。
で、年に1度お正月の時にウチに帰ってきてたの。
でも、この年は帰っては来たんだけど、熱が出ちゃってね。
帰ったのよ。
それが最期だった。
あたしにとって初めての人の死で。
もう、どうしようもないくらいに落ち込んで。
いつもじぃちゃんは戦争の話とか教えてくれてたんだよね。
いつもニコニコしてたじぃちゃん。
いつもばぁちゃんに怒られてたじぃちゃん。
それでもニコニコして。
鏡見せて
「ね、じぃちゃん!あたしキレイって言ってみて?」
って言ったら
「あたしキレイ?」
って言ってくれるおもしろいじぃちゃんww
毎年お母さんが作ったゴハンを美味しいと言って食べてたじぃちゃん。
岩見沢の病院に送って、帰るって言った時いつも涙ぐんでたじぃちゃん。
駐車場から病院を見上げると、いつもウチらが見えなくなるまで手を振ってくれていたじぃちゃん。
だけど、じぃちゃんを迎えに行った時、見上げてもじぃちゃんの姿はなくって、車の中で泣いたなぁ。
1月3日の夕方。
急に苦しくなったらしく、そのまま亡くなったらしいです。
苦しかったね。
きっと、みんなに会いたかっただろうな。
1番は、ばぁちゃんにだろうけど。
そんな3日の昼間に。
お父さんのお姉さんの家に電話がいったらしくて。
ウチの実家にもかけたらしいんだけど、買い物かどっか行ってて、出れなくてお姉さんの家にかけたらしいんだけど。
その時に電話に出たのが、お姉さんの旦那さん。
叔父さんに
「今まで世話になったね、ありがとう。」
と、言ったらしいの。
叔父さんは急にどうしたんだ?って感じだったらしいんだけど。
じぃちゃんは何となく分かってたのかね。
じぃちゃんが亡くなった時、弟は5歳か。
5歳なら人の死って分かんないよね。
弟に
「ねぇ、何でみんな泣いてるの?ねぇ何で?何で?」
って質問責めにあって
「じぃちゃん死んだんだよ」
って言ったら
「ふ~ん」。
この一言に、あたしキレて。
5歳だから仕方ないのに、あたしも子供だったから感情を抑えられなかった。
前にテレビでやってたんだけど、今の子供に人の死を見せない親が多いって言ってたのね。
それってどうなんだろうって思うのよね、あたし的にはよ?
あたしはじぃちゃんが亡くなって
あぁ、人が死んだらこんなに冷たくなるんだ…とか。
人の死について学んだよね。
それまで生きてても、つまんないって早く死にたいって、すごく思ってたのが、すごく怖くなって。
この1年後お母さんのお兄さんが亡くなって。
その1年後にお母さんのほうのじぃちゃんが亡くなって。
更に人の死を目の当たりにしたというか…。
ちょい暗くなったけども…。
じぃちゃんと過ごした期間は短かったけど、じぃちゃんから学んだことは多くて。
ニコニコ笑顔のじぃちゃんが大好きでした。
じぃちゃん、ありがとう。