先日、シフト休日を利用して映画 『 ブルーピリオド 』 を観てきました。
ブルーピリオドは、山口つばさによる日本の漫画で
漫画雑誌『 月刊アフタヌーン 』 (講談社)にて連載中の漫画を実写映画化したもの。
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を
感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。
眞栄田郷敦が主演の映画そのものは公開前から知っていて、
東京芸術大学を目指す高校生のストーリーだけに気になっていたのですが、
お金を払ってまで大画面で見なくてもいいかなと思っていました(爆)
ところが8月の末、
短大の時の同級生グループLINEで
「私達の母校の校舎が撮影で使われているんだよ!」
と連絡してきてくれたのです。
私の地元では朝一番の上映しかやっていなくて少し腰が重かったのですが
せっかくなので観に行くことにしました(苦笑)
我が母校の校舎を意識しながら観たけれど、実際のところ、ほとんど分からなくて
赤いエレベーターだけは 「あ!」 と思いました。
LINEで報告すると同級生は
「受験のシーンはすべて “ ウチの ” 校舎だったよ!」
とのこと。
私が入学した年はキャンパスが移転して6年目だったから、まだ新しいほうだったのだけど、
コンクリートがむき出しの前衛的な?壁の校舎で
教室の中はもちろんキャンパスのどこにいても画材の匂いが漂っているような印象。
おそらく映画の撮影は2023年だから、あれから32年経っているわけで
校舎も相当古くなって絵の具まみれのキャンパスになっているはず。
でも、映画の中の教室は奇麗で落書きもない!(笑)
私の記憶の中の母校とは違っていましたが、
受験前の、あの、苦しかった頃や
「絵を描きたい!」 という純粋で若い情熱を思い出しました。
【番外編】
映画を見に行った当日の朝7時半。
ネットで確認するとブルーピリオドの劇場は1席も予約が入っていない!
もしかして、人生初の劇場独り占め?!
そのことも、私の足を劇場へ運ばせる理由の一つでした(笑)
そして9時過ぎ。
劇場へ入ってみると・・・
いる!!!
若い男の人が、1人、いる!
そして本編が始まってから、あきらかに年配の人が順番に1人ずつ、
暗闇の中を別々の席へ。
しかも3人も!!!
なぜ?!
8月9日に公開されて約1ヶ月。
平日水曜日の朝一番から、
なぜにブルーピリオドなんかを観に来る?!
(なんかって、ゴメン。)