奇しくも母の67回目の誕生日のその日、
東京に住んでいた母方の祖母が亡くなりました。
満98歳でした。
4人の祖父母の中の、最後の1人でした。
4年前から特別養護老人ホームに入っていましたが、
点滴や胃瘻(いろう)などの延命行為はしなかったので、
最後はローソクの火が消えるように、静かに逝ったそうです。
私は昨年6月の小笠原旅行の帰りに会いに行った時が最後となりました。
会いに行く前に、
「伯母さん(おばあちゃんの息子嫁)以外の人は分からなくなっているから、ショックを受けないでね。」
と聞かされていたのですが、
私 : 「おばあちゃん、誰~れだ?」
祖母 : 「誰だっけぇ?」
私 : 「広島のぉ・・・。」
祖母 : 「トッシュちゃんかい?」
そう言ってからは、「よく来たねえ!」 の連続。
私が初孫のトッシュだとはっきり認識できて大喜びしていました。
「良い子だねえ。」
「頭を撫でてあげよう。」
と、私の頭を撫でたり頬を触ったり。
「嬉しいねえ。 嬉しいよう。」
と、溢れる涙を何度も拭っていました。
本当に優しいおばあちゃんで、
長い間、民生委員を務めていました。
そんなおばあちゃんの愛情をたくさん受けた6人の孫のうち、
5人が介護福祉に関する仕事に就いています。
それだけ慈愛に満ち溢れた人でした。
「早く結婚しなさい。」 とは一切言わず、
ありのままの私を受け止めて、暖かく見守り続けてくれる、唯一の人でした。
おばあちゃん、ありがとう。
本当に、ありがとう。
またね。
満98歳でした。
4人の祖父母の中の、最後の1人でした。
4年前から特別養護老人ホームに入っていましたが、
点滴や胃瘻(いろう)などの延命行為はしなかったので、
最後はローソクの火が消えるように、静かに逝ったそうです。
私は昨年6月の小笠原旅行の帰りに会いに行った時が最後となりました。
会いに行く前に、
「伯母さん(おばあちゃんの息子嫁)以外の人は分からなくなっているから、ショックを受けないでね。」
と聞かされていたのですが、
私 : 「おばあちゃん、誰~れだ?」
祖母 : 「誰だっけぇ?」
私 : 「広島のぉ・・・。」
祖母 : 「トッシュちゃんかい?」
そう言ってからは、「よく来たねえ!」 の連続。
私が初孫のトッシュだとはっきり認識できて大喜びしていました。
「良い子だねえ。」
「頭を撫でてあげよう。」
と、私の頭を撫でたり頬を触ったり。
「嬉しいねえ。 嬉しいよう。」
と、溢れる涙を何度も拭っていました。
本当に優しいおばあちゃんで、
長い間、民生委員を務めていました。
そんなおばあちゃんの愛情をたくさん受けた6人の孫のうち、
5人が介護福祉に関する仕事に就いています。
それだけ慈愛に満ち溢れた人でした。
「早く結婚しなさい。」 とは一切言わず、
ありのままの私を受け止めて、暖かく見守り続けてくれる、唯一の人でした。
おばあちゃん、ありがとう。
本当に、ありがとう。
またね。