それは、本当に突然のことでした。
その日の朝まで何ともなかった母が、昼には激しい胃痛と嘔吐に悶え苦しみ、
夕方には緊急入院となりました。
診断は、急性膵炎。
膵炎の原因の多くは、アルコールか胆石だそうで、でも
母の場合はどちらも該当しないので正確な原因は不明だけど、
「おそらくストレス。」
とのこと。
2週間の完全絶飲食と24時間点滴と安静を続けた結果、膵炎の数値は良くなってきたのだけど、
いろいろ検査を重ねるうちに腸閉塞を起こしかけていることが判明し、
結局、開腹手術に至りました。
退院まで3週間超。
日頃まったく家事手伝いをしてこなかった45歳の娘と
脳梗塞で要支援2の父が突然取り残され、
我が家は本当に大パニックでした。
おかげさまで母の回復ぶりは目覚ましく、それは主治医や担当医も驚くほどで
退院2日後には自転車に乗って近所のスーパーへ買い物に出かけたほどでした!
掃除も、洗濯も、料理も、家の中の細々としたことも、
“ お母さん ” がいてこそ、成り立っている我が家です。
分かってはいたけれど、改めてありがたみを感じています。
今回私は期間限定の “ 働く主婦 ” をしたわけですが、本当に疲れました。
稀にみる大きな吹き出物が鼻の下に2個も出来たもん。
でも、世の中の大部分のお母さんは、それを何十年と続けているんだよね。
いやー、すごいわ。
お母さん、本当に、ありがとう。