2017年6月23日(金)。
小笠原諸島へ来て7日目、父島で過ごす5日目です。
朝5時55分。
ピンポンパンポ~ン♪
の、防災無線?に今朝も起こされた私。
フと目をやると昨日とは違う変化に気づいたものがあります。
「 セイロンベンケイ 」

通称 「 ハカラメ 」 の葉です。
じつは、記事 『 小笠原旅行。 -2日目- 』 で書いた
母島の南崎(みなみざき)・小富士(こふじ)トレッキングツアーのガイドさんが、
ツアーの最後で、道路端に生えていたのをブチッ!っとちぎって
「お土産にどうぞ。」
と私にくれたもの。
外来種なので島外へ持って出てもよいそうです。
そのハカラメから根が出てるッ!

そして、その17日目の7月4日には、こんな風に芽が出てきて、

37日目の今朝、7月24日には

こんな風になっています!
なるほど、「 ハカラメ 」 = 「 葉から芽」 だわね。(笑)
さて、今日は東京竹芝から父島へ おがさわら丸が入港する日。
午前11時に入港するので、その前に散策をしたり、お土産の買い溜めをしたりしました。
小笠原には欧米系の人が少なくないので、教会があります。

港っぽいオブジェがありました。

港だから、当たり前なんだけど。(笑)

大きなガジュマルの木だなあ!

と思って写真を撮ったら、足元に・・・

『 固有種の生育に影響を及ぼしている。』 んかいッ?!
外来種かいッ?!
小笠原には、あの、ペリーも来たらしい。


大きなヤシの木だなあ!

と思って写真を撮ったら、足元に・・・

『 結実が少なく特に利用されていない。』 んかいッ?!
コイツも外来種なんかいッ?!
おがさわら丸が入港してきた♪

そして、本日の昼食は・・・
「しまカメ」

島寿司とウミガメの握り盛合せです。
そう。
ウミガメ、青海亀です。
小笠原では、昔からウミガメを食べる習慣があります。
私は寿司で戴きましたが、刺身で食べたり、煮込みで食べたりします。
小笠原では年間135頭、食用捕獲してよいことになっているそうです。
「希少動物を食べるなんて!」
と思う人もいらっしゃるでしょうが、
“ 昔からの食文化に触れる ” と考えて私は頂戴しました。
「ウミガメさん、戴くよ?戴いちゃうよ?南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・。」
と心で唱えながら戴いた亀寿司は、馬刺しに近い触感と味・・・と思いました。
美味しいかと問われると、「 不味くはない。 」 というのが正直な感想です。
午後からは、午前中の おがさわら丸で来た人たちと一緒に島内観光バスツアーに参加しました。
これが、小笠原滞在中、唯一のダメツアーでした凹
20人以上の団体行動で、バスの運転手がガイドを兼ねていたのですが、
面倒くさそうにボソボソ喋るし、愛想悪いし、
せっかくの旅の中で、笑い話にも出来ない、印象悪の思い出となってしまいました。
そんなツアーの中でも、写真を何枚かご紹介。
「東京都小笠原亜熱帯農業センター」

コーヒーの木ですって!

かの人も、小笠原へ来たらしい。

この日の夜は、スターウォッチングツアーに申し込んでいました。
山の上から望む、小笠原の夜景です。
アオウミガメの産卵に配慮した照明になっているそうです。

車を降りて、空を見上げた途端、
「わぁぁぁ・・・!」
と、ため息のような感嘆の声が出ました。
天気も良くて、翌日が新月、という絶好のコンディション!
この星空をどう表現したらいいんだろう?
星、星、星、星、星だらけ?(笑)
流れ星も、人工衛星が通り過ぎていくのも、何個も見えました。
長野県阿智村は最近 「 日本一の星空 」 をキャッチフレーズにしているそうですが、
環境省が1988年から2013年まで実施していた全国星空継続観察事業の観測数値によると、
過去最高記録(=夜空が暗くて星がよく見える)は阿智村ではなく小笠原なのだそうです。
ツアー客は私と70歳前後?のオジサマ2人組だけだったこともあり、まるでプライベートツアー!
ガイドさんによる説明は丁寧で、望遠鏡で土星の輪を見せてもらったり、
専用のカメラで星空と一緒に写真を撮ってくれるというサービス付でした☆

私、本当にすごい星空を観ることが出来たのね. . 。 . :* ・ ゚ ☆