堪忍袋。 | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

5月の勤務シフトは異常だった。
 
出勤日の2日に1回がチームリーダー担当だった。
 
今まで何度も記事に書いてきたけれど、私は正社員じゃない。
常勤だけどパート職員で扶養内パート職員と同じ時給だし、
ボーナスもなければリーダー手当も残業手当もない。
それなのに負わされる責任と業務量はハンパなく、ボーナスをもらっている正社員と同じ。
 
おかしくない?!
 
 
 
そこへ持ってきて、今年の春から私は職員の業務指導係に任ぜられた。
 
おかしくない?!
 
私、OLから介護職に転職してきて1年ちょっとよ?
そしてパート職員の私が(職歴は私のほうが長いけれど)正社員の男性と、
私より職歴の長い扶養内パート職員の女性を指導するんだよ?!
そのチェック項目はA4用紙10枚以上。
 
おかしくない?!
 
 
 
さらにそこへ持ってきて、ゴールデンウィーク明けに入ってきた婆様は
80歳過ぎても歯は自前。 足も丈夫。 認知症は年齢相応程度。
だけど、認知症に上乗せして
 

精神疾患を患っている。

 
これが、ものすごく厄介。
 
職員の誰もが、
「あの人は、ココ(老人介護施設)じゃなくて、精神病院へ入院するべきだ。」
と何度も言うくらい、重症。
ちなみに、婆様の家族は諸事情からアテにならない。
 
 
 
さらにさらにそこへ持ってきて、また新たに問題児ならぬ問題爺が入ってきた。
あまりに自分勝手な行動をするので他の施設を利用3回でケンカ別れ(=退所)したという。
 
 
 
そんな婆様と爺様が騒動を起すたびチームリーダーは解決に奔走しなくてはいけないので、
私のストレスは心身ともに凄まじいものとなり、
睡眠障害を起こし始めた。
 
私はもともと、自他ともに認める “ よく寝る人 ” だった。
布団へ入った途端に気絶し、今寝たと思ったらもう朝が来て、朝から歌が歌えるくらい寝起きが良かった。
それが、
なかなか眠れず、仕事の嫌な夢を見て、目覚まし時計が鳴っても布団の中でモジモジするようになってきた。
 
そして、仕事中にメマイを起こすようになった。
過度のストレスからメニエール病を発症したのではないか・・・。
 
そしてついに、
車椅子からテーブル椅子への移乗介助をしていた時によろけてしまい、
90歳もろとも転倒しそうになるという事故未遂を起こしてしまった。
(豊満な私の身体がクッション代わりになって、90歳には何事もなかったけれど。苦笑)
 
 
 
も~う、堪忍袋はパンパン!と施設長と話し合いの場を設けてもらい、
私はチームリーダーと指導係から降ろしてもらった。
(それでも7月に1回、担当日がある凹)
 
 
 
どんなに高い理想を掲げて手厚い介護を実践していても、
職員の心身を守れないようでは結局ブラック施設と一緒だ。
 
そしてそのシワ寄せが回りまわっていつかは爺様婆様たちにいってしまうということを
施設長にも社長にも理解してもらいたい。