チョイと裏ワザ（？）を使って介護職にはあり得ない４連休を取り、
東京のおばあちゃんに会いに行ってきました。
転倒して大腿骨骨折を機に入院 → 特別養護老人ホームへ入所して１年余り。
おばあちゃんに会うのは２年半ぶりでした。
御年９５歳。
骨折してからは車イス生活だし、認知症がかなり進んでいると聞かされていたので
もう私の顔も名前もわからないだろうと覚悟していったのですが、
満面の笑顔で 「あら～！」 と。
「トッシュちゃんだろう？」
「はるばるよく来たわねえ・・・。」
「夢のようだよ・・・。」
と何度も涙をぬぐいながら喜んでくれました。
おばあちゃんはとても穏やかでした。
顔色がよく（なぜか以前よりも日に焼けてた。笑）
真白な髪はきれいに整えられていて、
服も、ヨレたり毛玉が付くことなくきれいに洗濯された服を着せてもらっていて、
介護職に就いている者の目から見ても、とても手厚く介護してもらっていることが分かり、
本当に安心しました。
逆に、私が働いている介護施設の爺婆様が哀れに思われ、また、
申し訳ないような気がしました。
でも、私なりの精一杯で働いているし、そのうえ、
低賃金の肉体労働でタダ残業しまくりで 「これ以上は出来ない！」 という気持ちも、正直、ある。
まあ、低賃金の肉体労働でタダ残業しまくりっていう問題は、爺婆様に罪は無くて、
施設長の問題であり、
施設の運営会社の問題であり、
介護保険を司る国の問題であるのだけれど。
介護職に就いて２度目の春。
モヤモヤの春。