2015年2月10日。
丸5年が経ちました。
乳がんの疑いで左乳房温存手術をしてから、5年が経ちました。
5年、5年、5年・・・。
この日をどれだけ待ちわびたことでしょう。
結果として乳がんではなかったけれど、
4人の乳腺専門医と病理検査専門医が 「初期の乳がん。」 と診断するくらいの症状があった私だから、
本当に乳がんを発症する可能性は決して低くない。
乳がんは手術後5年を目安に考えるところがあるので (※諸説ありますが。)
「術後5年。」 を、ずーーーっと気にしていました。
手術をしてからちょうど5年経った日。
偶然にもシフト休日だったので、半年に一度の検診に行ってきました。
なぜか視触診がなかったけれど (その日は超混雑していたから、先生パニクっていたのかも。)
マンモグラフィー検査とエコー検査の結果、
「手術の痕が石灰化したのと、もともと前からあった石灰化はやっぱりあるけど、
前と変化はないからいいでしょう。」
とのこと♪
5年経ったから今後は1年ごとの検診でいいですか?って私が聞く前に
「半年ごとの検査を続けていきましょう。」
と言われました。(苦笑)
いつもだったら無事のお祝いにミスドを買うところだけれど、今日は大盤振る舞い。
ケーキを大人買いしちゃいました☆
嬉しくて嬉しくて、記念写真を撮る前に食べちゃったもんねー!(笑)
今日生きていられたのは
奇跡!
明日が来るのは
もっとすごい奇跡!
健康バンザイ!
オッパイ、バンザイ!
手術後5年の身体の記録。
「夏は具合が悪く、冬は調子がいい。」 というのが定着。
でも、その回数や痛さの度合いは減ってきた。
低用量ピル(ホルモン薬)ルナベル配合錠を服用するようになったからか?月経前症候群である乳房痛が無くなった。
皮膚感覚が麻痺している範囲は残りわずか。傷痕にごく近いところだけが相変わらず。
以前は車のシートベルトを正しい位置で締めると乳房が痛むことがあるから工夫をして締める必要があったけれど、
今は痛くなくても無意識にその締め方をするようになってしまった。 癖ね。
乳房の見た目は傷痕以外は左右の差がなくなった。乳頭の見た目も左右で大きな差はないのだけれど、術側(左側)のほうが少し血色が悪い。
切開傷痕自体の変化は見られない。
色が薄くなるにはまだ時間がかかるか、もう、これ以上薄くなることはないのかも。
5年経って思うことがある。
乳房が痛むことが無くなって傷痕も薄く消えてしまったら、きっと油断して定期検診をしなくなってしまうだろう。
「痛くない。」 「見た目がキレイ。」 に越したことはないけれど、
自戒のためにはイイことなのかもしれない。