自分で言うのもなんですが、
私は “ ベッピン(=美人) ” らしい。
介護施設の爺ちゃん婆ちゃんから見ると、
色白でパチンパチンの丸顔はベッピンに見えるらしい。(笑)
今年2月に肺炎で亡くなった、日頃無口な爺ちゃんはその2日前、
私の顔をマジマジと見て
「ベッピンになったのう・・・。」
と言ってくれたし、
重度の認知症で弄便(ろうべん:ウ○コをいじって壁や床にこすりつけるような行為)をしたり
異食(いしょく:食物ではないものを口に入れたり、食べてしまったりする行為)をしたりする婆ちゃんも、
婆ちゃん : 「キレイぢゃなあ。」
私 : 「本当ぢゃなあ。」 (←何の事だか意味は分からないけどテキトーに返事した。苦笑)
婆ちゃん : 「アンタのことよォ!」
94歳のシワシワ婆ちゃんは、
「んまあ、キレイじゃなあ!」
と言いながら私の腕や頬っぺたを すりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすりすり 撫でた後
私の二重アゴをタプタプするし、
出向先施設にいる、認知症からくる言語障害(頭で思っていることと口から発する言葉が異なる)で
日頃はトンチンカンなことしか言わない婆ちゃんですら、
私の顔を見て
「ベッピンさん。」
と何度も言ってくれる。
私は世の中の独身男性に対して、声を大にして言いたい。
「こういうのが、ベッピン
なんだぞーッ!!!」
でも、私の魅力は、この域に達した超人とも言うべき人でないと分からないらしい。
残念ッ!