雇用対策法が改正され、２００７年（平成１９年）１０月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。
ただし、例外的に年齢制限を行うことが認められる場合があります。
（厚生労働省ＨＰより。）
法律ってさ、ほんと、うまく抜け道が作ってあるよね。
その “ 例外 ” のひとつが、
『 長期勤続によるキャリア形成のため若年者等を採用する場合。 』
長期キャリア形成の観点から、新規学卒者等をはじめとした若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合。
（ただし、労働者の職業経験について不問とし、新規学卒者と同等の処遇とする場合に限る。）
というもの。
要するに、若い人だけを募集することが可能なわけで、
以下のようなことになるわけで・・・。
職業訓練校の卒業を間近にしたある日、私はＡ派遣会社で紹介予定派遣の求人を見つけました。
ちなみに・・・
【紹介予定派遣】
派遣先会社に直接雇用されることを前提に一定期間派遣社員として就業し、派遣期間終了時に企業と本人が合意した場合は正社員として採用される働き方。
・・・です。
その求人内容は私にピッタリ！もってこい！の内容でした。
早速、Ａ派遣会社に問い合わせたところ、
「この会社は
長期勤続によるキャリア形成のため若年者の求人で３５歳以下を希望されているんです。」
とのこと。
そこで私は、
「ダメ元でお聞きするのですが、『事務経験１年以上ある方』 という条件を出されていますが、
経験を重視されるのなら、４０歳の私ではダメですか？」
と聞いてみました。
すると、派遣会社の担当者は教えてくれました。
「じつは、正直に申し上げますと・・・。」
「この企業さんは２０代という年齢に強くこだわりを持っていらっしゃるんです。」
２０代で事務職の転職者は少ないですし、実務経験は３０代のほうがいいですよと提案したんですが、それでも２０代が良いそうなんです。ハローワークの求人にはそんなこと書けないので、派遣会社だけで（＝紹介予定派遣で）求人を出すのだそうです。スミマセン、生々しい話で・・・。
ああー、そうですか。
３５歳どころか、２０代の若くてピチピチした女の子を、ね・・・
けッ！
若けりゃエエんかいッ？！（怒）
結局それか？！（怒）
東証１部上場の企業らしいけど、ロクな会社じゃないな。
そんな会社、
ク○くらえぢゃ！！！
（汚い言葉で失礼。）