広島県では毎年夏が近づくと必ず、原爆に関する特集がテレビでたくさん放送されます。
例に漏れず今年もそうでした。
少し前のこと。
何かをしながらテレビの音だけ聞いていたら、
「広島県内の子供で原爆投下日時を答えられない子が7割を超えた。」
と言っているのが耳に入ってきました。いやいやいやいや、嘘だねー。
広島っ子で8月6日の午前8時15分を答えられないはずがない!
広島から遠く離れた都道府県の子供ならいざ知らず、
広島県では 6、3、3 の12年、小中高でミッチリ平和教育を受けるし、
テレビやラジオで毎年たくさん放送しているし、
夏休みの登校日といえば8月6日に決まっているし、
答えられないはずはない!・・・と思いました。
でも、8月15日の終戦記念日、
県内で教員をしている従兄と話をする機会があってそのことを聞いてみたら、
それは事実だというのです!
そして、平和教育をしている学校が激減している、ともいうのです!
私は絶句してしまいました。
この日本で、世界で、どこより誰より率先して平和教育をしなくちゃいけない場所が広島でしょう!
どうしてしもうたん?!
広島県教育委員会!!!
9月11日の
アメリカ同時多発テロ事件を忘れてはいけないように、
8月9日の
長崎市原爆投下を忘れてはいけないように、
8月6日の
広島市原爆投下を忘れてはいけないでしょう。
あれは絶対にやってはいけないことでしょう。
たとえ何年経とうとも、忘れてはいけない日って、あると思うのです。
語り継いでいかなくてはいけないことって、あると思うのです。
それが、「ヒロシマ」 ぢゃろう?