今回の入院&手術で痛感したことが2つあります。
「健康に勝る幸せはない。」 ということは既によく分かっていることですが、
今回痛感した2つのうちのひとつは、
「人は1人では生きていけない。」
ということ。
今回の正式な私の病名は、「回腸子宮内膜症」 というそうです。
それが原因で腸重積(ちょうじゅうせき)という腸閉塞を起こしたそうです。
本当に激しい腹痛だったので、病院へ行くのも、即日入院が決まってその対応をするのも、
私1人ではどうすることもできませんでした。
例えば、
入院するのも手術を受けるのも保証人のサイン&押印が必要だし、
パンツ1枚、歯ブラシ1本用意するのも、
役所へ高額療養費制度の申請をするのも、
退院するときに払う大金を準備するのも、
本当に、1人ではできなかったと思います。
でも、家族が助けてくれました。
私は幸か不幸か独身で子供もいないわけですが、
幸い、両親が実家に置いてくれているし、
幸い、両親とも車の運転ができて、時間に束縛されない生活をしているし、
幸い、妹も車の運転ができて、ウチの近所に住んでいるし、
幸い、妹の夫が(嫁の実家である)マキチャントッシュ家に理解を示して仲良くしてくれているし、
そして、主治医先生や産婦人科先生、看護師さんたちにも恵まれたから、
だから私は辛い20日間を乗り越えられました。
いえね、上記のことは過去2回の入院&手術で身に染みていたのですよ?
もちろん、感謝の気持ちを忘れてもいません。
でも今回は本当に予期せぬことで突然すぎて、
何もかも100%家族を頼らないといけないというこの入院劇は、過去2回とまったく異なりました。
大都会で1人暮らしをしながら働いている従姉妹や、
親を頼ることなく夫婦共働きの核家族で幼い子供を育てる友達がいるけれど、
大病を患ったり不慮の大ケガを負ったりしたら、どうするんだろう???
そりゃ、友達はいるだろうけれど、やっぱり、その友達を頼らなくてはいけない訳で・・・。
“ 健康な身体 ” は、持って生まれたものだったり、日頃の努力だったりするけれど、
“ 不慮の事故 ” はコチラが気を付けていても向こうから突然やって来るからね。
だからやっぱり、
「人は1人では生きていけない。」
つくづく、そう思いました。そして・・・
もうひとつ痛感したことは、次回の記事で書こうと思います。