乳がんの手術後2年の検診から一週間後、今度は乳房MRI検査を受けました。
それは別名、「拷問」。
検査前6時間は絶食しなくちゃいけないし、なにより、
40分間うつ伏せのまま動いちゃいけないってのが辛い。
しかも、こんなに辛い思いをして検査代が10,810円もかかった・・・。(←医療保険が効いてこの金額!)
それがどんな検査なのかは記事 『 手術前検査。-1日目- 』 をご覧下さい。
結果、特に問題はありませんでした!
ただ、手術をした左乳房の乳首の左下に、造影剤に反応する “ 何か ” があって、
それはエコー検査では写らないものらしいのだけど、
じつは2年前の手術の直前のMRI画像にもソレは写っていて、
でも2年経っても大きさが変わっていないし、
もしそれが乳がんだったら2年も変わらないなんて事は無いので心配するものではない、という診断でした。
先生曰く、昨年11月の 「ついに乳がんを発症しちゃった?!事件」 以降いろいろ心配しただろうけど、
触診、エコー検査、マンモグラフィ検査、針生検、乳房MRI検査と
これだけいろんな検査して異変は見つからないから問題ないでしょう、とのことでした。
良かったよ~♪
・・・って喜んでいたのも束の間。
“ ギックリ尻 ” になっちまいました凹
股関節が脱臼はしてないけれど骨盤と大腿骨がズレて、お尻が痛くなる症状です。
3年前の冬以来でした。
おそらく、1月から再開したピラティスが原因と思われます。
接骨院の先生曰く、
ピラティス自体は身体に良いのだけど、ヘタにやりすぎると関節や筋を痛めるそうです。
その股関節のズレを治してもらいながら
ちょうど1年前から左手の人差し指の調子が悪いことを相談してみました。
第2関節がズグンズグン、拍手が出来ないくらい痛いこと。
その部分だけが熱っぽいこと。
指の付け根を輪ゴムで結んで血流が悪くなったときのような腫れぼったさと、鈍さと、曲げにくさがあること。
それを聞いて先生は言いました。
「すべては乳がん手術の影響。」
人間の身体の中で “ 関節 ” といわれる場所は複雑かつ巧妙につながっていて、うまく動くようにできている。
そのひとつ、肩の関節である腋の下を大きく切っているので、少しずつ影響が伝わって、
私の場合は人差し指に現れたのではないかと。
ああ。
ある意味 “ 放散痛 ” みたいなものか・・・。
(「放散痛」 ほうさんつう : 病気の原因部位とまったくかけ離れた部位に現れる痛みのこと。Wikipediaより。)
そういえば、私が子宮筋腫の手術をしたときも、なぜか傷口の右側(盲腸のあたり?)の肌表面が
ピリピリチクチクして不思議だったし、
父が心臓血管手術をしたときも、前立腺癌の手術をしたときも、放散痛と思われる症状に悩まされていたっけ。
ふうー・・・。
まさかこんな思いをするとは思っていなかったけれど、これも運命。
上手く付き合っていくしかないんだな。
接骨院の先生も、
「(痛みを避けるあまり)関節がガチガチに固まったり骨が変形したりする前でよかったよ。」
「(ずっと通院し続ける必要はなくて)痛みが出たらココへ施術しに来る、っていう風にすればいいよ。」
って言ってくれました。
長生きなのか短命なのか、あと何年生きられるのか分からないけれど、
痛みとも高額検査とも
上手く付き合っていくしかないんだな。
そして改めて思ったこと。
私なんて乳がんじゃなかったけどこんな思いをするんだもの。
実際に乳がんを患って闘病中の人は本当に大変だろうな、と。
私は何も手伝ってあげられないけれど、心から応援したいです。