4/5(ごぶんのよん)。 | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

冬休み最終日の2010年1月4日。

穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)の検査結果を聞きに行きました。





先生の第一声は・・・

「検査の結果、悪いものは見つかりませんでした。」






良かったー☆





「でも、やっぱり初期の乳がんが疑われるから、さらに詳しい検査(=マンモトーム)を受けたほうがいい。」






ハァ、そうですか・・・凹










そして、私が調べた限り、地元に5人いる乳腺専門医のうちの
4/5(ごぶんのよん)人目の乳腺専門医(←大きな総合病院)に診てもらうことになりました。

1月8日のことです。





クリスマス・イブに行った大きな総合病院とは別のところで、
4/5先生の診断も、

「カテゴリー5とは言わないけれど、4ですね。」


ガックシ・・・凹

【カテゴリー】

        マンモグラフィーの検査結果は下記の5段階にカテゴリー分類されています。

            カテゴリー1  →  異常なし
            カテゴリー2  →  良性病変のみ
            カテゴリー3  →  がんの確立は5~10%
            カテゴリー4  →  がんの確立は30~50%
            カテゴリー5  →  マンモグラフィー上がんの確立はほぼ100%





長い問診と超音波検査の後、

先生 : 「今から針生検をしましょう。」
私   : 「マンモトーム(針生検)ですか?!」
先生 : 「マンモトームはしません。 あれは患者さんの身体に負担がかかるから。
       針生検というのは局所麻酔をして少し太い針を刺して細胞を取るんです。」

そう言って準備を始めようとした先生を見て、
こらえきれなくなった私は泣きながら先生に告白しました。


2/5先生(←大きな総合病院)にマンモトーム検査を勧められたけど、どうしても受け入れられなくて、
内緒で3/5先生(←開業医)のところへ行ったこと。

そして、4/5先生への紹介状を書いてもらってここまで来たこと。

2/5先生も3/5先生もそのことは知らない、ということ。


4/5先生は、「うん。うん。」 とうなずいて、
「そんなこと、気にしなくていい。」
とケロリとした顔で言いました。

そして、

「そんなこと、珍しくないことだから。
 僕は2/5先生のことをよく知っているし、2/5先生も僕のことをよく知っている。
 マキチャントッシュさんが言いにくかったら、僕から2/5先生に話してあげるよ。
 そんなに気を遣わなくていいから。」

と言ってくれました。



その言葉を聞いてホッとした私は、針生検(コア針生検)を受けることにしました。



【コア針生検】
   局部麻酔を行い、ボールペンの芯くらいの太さの針を刺して組織を採取する。
   超音波で見ながら針を刺す。
   皮膚の傷痕は数ミリ程度で日帰り可能。

【マンモトーム針生検】
   簡単に言えば、マンモグラフィー装置とコア針生検を合体させたようなもの。
   コア針生検よりさらに太い針を使うので、より多くの細胞を採取できる。
   日帰りも可能だが、患者への身体的負担が大きいので1泊入院する場合も少なくない。   










実際に針生検をしたのは4/5先生ではなくて、別の女医さんでした。

左乳輪の斜め上(谷間側)に麻酔液を塗ったまではよかったのですが・・・



女医先生が取り出した針の太さと言ったら!

ウギャーッ!!

工業用ドリルの針くらい太いじゃん!!!



・・・ウソです。(笑)

冷静になってよく見てみると、やっぱり、ボールペンの芯くらいの太さでした。(苦笑)



針生検の針は、バネを使って針の中に細胞を取り込む仕組みになっているそうで、
採取する瞬間は大きな音がします。
なので、針を刺す前に女医先生が音を聞かせてくれました。

バチンッ!

本当に大きな音です。



乳房に針をグサ~リと刺し、
(痛くはないけど、女医先生の手に力が入っているのが伝わってきて怖い。)
針が目的の場所辺りにたどり着くと、

女医さん : 「ハイ。じゃあ、大きな音がしますからね。」

バチンッ!

(痛くはないけど、大きな音と少しの衝撃にビビる。)



それを繰り返し、
4本の針で細胞を採取しました。





さすがに、それなりの出血はするので、看護師さんが止血処置をしてくれました。

私が、「今日、水泳してもいいですか?」 と聞くと、
女医先生も看護師さんも驚き半分、呆れ半分な顔をして返事に詰まったので

私 : 「あ。 止めておきマス・・・。」

ちなみに、シャワーはOKでした。










結果は1週間後に出るとの事。

乳房についた5ミリくらいの切開傷と、脱力感とともに、
薄暗くなった景色を見ながら私は帰宅しました・・・。






                   どうして、こんなことになっちゃったんだろう。

                         どうして、私なんだろう。