地獄の苦しみ。 －その２－

　２月１８日。　下部消化管内視鏡検査。

５日前の胃カメラ検査に続いて受けたのは、
「大腸カメラ検査」です。

↓下↓ から入れるヤツです。（爆）

大腸カメラ検査って、
バリウム検査や胃カメラ検査みたいに
「前日の夜９：００以降絶食」だけでは済まないって、ご存知でしたか？

前日の朝食から食事制限しなくちゃいけないのです！

牛乳・チーズ・玉ネギ・トウモロコシ・キノコ類・ほうれん草・モヤシ・山菜・ミカン・キウイ・イチゴ・
豆類（豆腐はＯＫ）・わかめ・ひじき・ゴマ・こんにゃく・脂っこいもの

み～んな避けなくちゃいけないのです。
要するに、
消化の良いものしか食べちゃダメなのです。

というわけで、
病院の売店で検査食というものを販売していると紹介されました。

江崎グリコ　「エニマクリン」　１，５７５円（税込）

チャッカリしてるよネー。

朝食です。↑
白がゆ、卵あん、味噌汁。

昼食です。↑
白がゆ、梅カツオふりかけ、すまし汁。

夕食です。↑
ポテトスープ。　（具は一切入っていない、ビシソワーズみたいでした。。。）

これに、間食として
エネルギー補給飲料（ポカリスエットみたいなの）２種、ビスコ５枚、ソフトビスケット４個、
グレープゼリー（グミ）３個

これだけ入っています。

味付けはしっかりしていて、マズくはないのですが、

モーレツに、お腹が減ります。凹

そりゃ、１日で、たったコレだけしか食べられないんだもの！

動くとエネルギーを消費して、お腹が減って、ヒモジくなるので、
検査の前日はどこへもいかず、
家の中で、じィ～・・・っとしていました。（涙）

そして、
検査前日の就寝前に、“ ラキソベロン ” という液体の下剤を飲みました。
２０ｍｌを２本、コップ１杯の水に溶かして飲みます。
甘いけど、マズイです。

それから２時間後の深夜１時過ぎ・・・

「む゛ぎゅ？！」

と目が覚めました。

う゛お゛お゛お゛お゛ーッ！

トイレに駆け込む私。
・・・下剤の効果です。（爆）

明け方にも、もう一回波に襲われ、
極寒のトイレから出られず、凍えてしまいました。

一夜明け、
検査当日を迎えたわけですが、
意外や意外、朝食を食べても良いのです♪

っていっても、
食パン１枚（ハチミツはＯＫだけど、バターとジャムはＮＧ。）か
おかゆ＋具なし味噌汁、くらいなのですが。（苦笑）

牛乳でなければ、水分補給もＯＫ。
逆に、糖分補給のために飲物へ砂糖を入れて飲むことを勧められます。

両親が車で外出するついでに病院まで乗せて行ってもらい、
９：００から検査、厳密にいうと、
検査のための前準備が始まりました。

その日は私を含めて大腸カメラ検査受診者が９人いたのですが、
看護師さんから、ロッカールームや検査着の説明、トイレの場所の説明があり、
イスとテーブルとテレビのある部屋に通されました。

そして、
ここからが、地獄の苦しみの始まりです。。。

“ ムーベン ” という腸管洗浄液を飲まされるのですが・・・

２リットル！

これを、２時間で飲むのです！　（１０分でコップ１杯飲むペース。。。）

しかも、ポカリスエット味。凹

この寒い冬に、
冷たいポカリスエットを２時間で２リットル飲む思うてん？！

しんどいでェ！！！

コップ１杯ムーベンを飲む。
　　　↓
トイレに行く。
　　　↓
ブリブリブー。（失礼。）

これを１０分ごとに、２時間繰り返したのです。

トイレから出て部屋に戻る途中で再びモヨオしてきたり、
トイレの個室から出ようとして再びしゃがみこんだり、
そりゃ、もう、
あっという間にお尻（門です。）が痛くなりました。

いくらウォシュレットを使ったって、

ヒィイィイーッ！（泣）

ってなります。

ホント、ヨレヨレの放心状態になりながらトイレと部屋を往復しました。

２時間かけてムーベンを飲みきったら、
オチョコ１杯くらいの白濁の薬を飲まされました。
（トイレへ行っている間に机の上に出されていたので、何の薬かわかんなかった。。。）

１０分ごとに２時間もウ○コを出してたいら、
ウ○コがウ○コじゃなくなります。（笑）

最後には、ただの黄色い水になります。
例えて言うと、

肛門からオ○ッコしてるみたいな感じ。　（生々しくて失礼。）

しかも、
これがモヨオしてくるのを我慢するのが大変！
私は念のためにナプキンをあてていたので助かりましたが。（爆）
（男の人、どうしてたんだろ？！）

この状態になったことを看護師さんに見てもらって、
（呼び出しボタンでトイレに来てもらって、確認してもらうのです！恥）
ＯＫが出れば検査着に着替えます。

上は、今着ている服の上に長いガウンみたいな検査着を着るのだけど、
下は、パンツも脱いで、不織布で出来たズボンを履きます。

男性用モモヒキを後ろ前にしたみたいに、
お尻のほうへ “ 社会の窓 ” が来るように履きます。（笑）

それから留置針を腕に打って、
トイレに通いながら（笑）検査の時を待ちました。

１２：４５、検査室に呼ばれ、
検査台の上で左側を下にして横向きに寝て、膝を軽く曲げました。

右手の二の腕に自動血圧測定器？を、
左手の人差し指に自動脈拍測定器？を付け、
看護師さんの問診を受けました。

そして１３：００、
検査医の登場です！　（女医さんで、良かった～♪）

留置針から鎮静剤が投与され、
一瞬、目の前の景色がグラ～っと揺らぎましたが、正気を取り戻し？ました。

でも、やっぱり薬の効果で、意識がボー・・・っとします。

気が付いたら検査が始まっていて、
カメラもすんなり入りました♪

痛くもカユくもないよー♪

ペチャンコになっている腸を膨らませるために
お腹の中へ空気を入れるのだけど、
それも、何ともなかったし♪

モニター画面に映る我が腸の中には、さすが、
ウ○コも何もありませんでした。（笑）

検査医　：　「うん、キレイですよ。　問題ありません。」

良かったー☆

私が想像するに、
検便用のウ○コを採取するとき、
（２日かけて２回分提出しなくちゃいけないのだけど）２日ともモヨオさなくて、
無理矢理「う゛ー・・・。」って頑張って出したモノだったので、

『便中に血液混入を認めます。　原因を探るための検査が必要ですので消化器科を受診してください。』

となってしまったのではなかろうかと・・・。

要するに、
裂肛（俗に言う、切れ痔。）の出血だったのではなかろうかと・・・。（爆）

検査が終わると、検査室の外にあるベッドで２時間休みました。
鎮静剤の効果が切れるのを待つためらしいです。
（イビキかいて寝る人もいたくらいだから。笑）

私はベッドじゃなくて、リクライニング・ソファーだったのですが、
それでも１時間半くらいは寝ました。

服を着替えたら、
大腸内の写真をプリントした検査結果票をくれました。

おおおー！
マキチャントッシュ人生３５年２ヶ月４日で、初めて、
ウ○コがまったく無くなった大腸！（笑）
美しいワ～！（笑）

検査代６，４８０円の会計を済ませ、
１５：３０、
近所に住む妹に車で迎えに来てもらいました。

大腸カメラ検査をした日は、
鎮静剤を使っているから、車の運転をしちゃダメなのですってー。
（事前にも、当日も、ものすごく念を押されました。）

車に乗りこむなり、私は、
「もう、何を食べてもエエんだって！」
そう言って、
ミスタードーナツとマクドナルドをテイクアウトでハシゴし、
帰宅してから、むさぼり食べたのでした～♪（笑）

でも・・・。

検査の後遺症か？
一気にミスドとマックを食べたからか？

その日は一晩中、お腹が

グォロゴロゴロォ～・・・！

って、ものすごい音を立てて鳴ってました。。。（笑）