今回のツアー旅行は、全食事つきで、
食事代はツアー費に含まれているのですが、
飲み物だけは、すべて別料金で有料でした。
もちろん、ただの水も。(って言っても、ペットボトルに入ったミネラルウォーターだけど。)
食事代はツアー費に含まれているのですが、
飲み物だけは、すべて別料金で有料でした。
もちろん、ただの水も。(って言っても、ペットボトルに入ったミネラルウォーターだけど。)
店に入って席に着くと、すぐ、飲み物を注文し、
食事が終わる頃、ボーイが集金にやって来ます。
食事が終わる頃、ボーイが集金にやって来ます。
んで、
エジプト旅行1日目の夕食のときのこと。
エジプト旅行1日目の夕食のときのこと。
楽しく終わるはずの夕食が、
いっぺんにドン引きムードになってしまうことが起こりました。
いっぺんにドン引きムードになってしまうことが起こりました。
私達のツアーに大阪から参加しているという、成り金夫婦(←いかにも、って見た目でした。)のせいです。
昼間のバスの中で、
自分達夫婦は世界各国を旅行していて、しかも、
超高級ホテルに宿泊したという自慢話を
声高に、ガイドさんに話していました。
自分達夫婦は世界各国を旅行していて、しかも、
超高級ホテルに宿泊したという自慢話を
声高に、ガイドさんに話していました。
だったら、わざわざ大阪から名古屋まで出てきて、こんな、ドバイ経由の格安ツアーなんかに参加すんな!
関空から直行便でドーンと豪遊すりゃイイじゃんか!
と、内心思っていたワタクシです。(笑)
関空から直行便でドーンと豪遊すりゃイイじゃんか!
と、内心思っていたワタクシです。(笑)
奥さんは奥さんで、
「まあ、韓国みたいなことを言って・・・。」
と鼻で笑っている。
「まあ、韓国みたいなことを言って・・・。」
と鼻で笑っている。
日本人添乗員さんが英語で、「彼らが誤りなさいと言っている。」(←土下座は言わなかった。)と言うと、
ボーイは、丁寧に、
「I am sorry.」
と言いました。
ボーイは、丁寧に、
「I am sorry.」
と言いました。
「アイ・アム。」も、「アイム。」も、一緒じゃん。
むしろ、
「アイ・アム。」のほうが丁寧じゃん。
むしろ、
「アイ・アム。」のほうが丁寧じゃん。
こんな成り金オヤジなので、
自分が恥をかいていることを彼はまったく気付いておらず、
近くにいた人達は、みんなドン引き。
自分が恥をかいていることを彼はまったく気付いておらず、
近くにいた人達は、みんなドン引き。
そこには、イヤ~な空気が残されたのでした。
1日目の宿泊地、ルクソールのホテルは
コテージタイプのリゾートホテルでした。
コテージタイプのリゾートホテルでした。
部屋も、こんな感じ♪


フロントカウンターで部屋のカギを受け取り、
民族衣装を着た背の高いボーイが、1人で私達のツアー総勢26名を連れ、
途中まで宿泊棟へ案内してくれていたのですが・・・。
民族衣装を着た背の高いボーイが、1人で私達のツアー総勢26名を連れ、
途中まで宿泊棟へ案内してくれていたのですが・・・。
たまたま、
私と友達Tちゃんだけは、他の24人と別棟になっていました。
私と友達Tちゃんだけは、他の24人と別棟になっていました。
なので、ボーイは24名の人に、「アッチ。」 とジェスチャーで示し、
私とTちゃんには、「コッチ。」 と、部屋まで案内してくれました。
私とTちゃんには、「コッチ。」 と、部屋まで案内してくれました。
彼は部屋の前まで来てドアを開けてくれ、
「Thank you! Good night!」 と分かれるはずが・・・
「Thank you! Good night!」 と分かれるはずが・・・
ズンズン部屋の中へ入って来るのです!!!
スーツケースは、後からポーターが部屋まで運んでくれるって
添乗員さんが言っていたのに。
そのポーターにはチップを渡さなくていいって言っていたのに。
ってことは、ボーイが部屋に入る必要なんか、ないはずなのに・・・。
添乗員さんが言っていたのに。
そのポーターにはチップを渡さなくていいって言っていたのに。
ってことは、ボーイが部屋に入る必要なんか、ないはずなのに・・・。
ボーイは、
「コレが冷蔵庫。」 「コレがテレビ。」 「このカーテンを開けると、ベランダ。」
と、英語で説明をし始めました。
「コレが冷蔵庫。」 「コレがテレビ。」 「このカーテンを開けると、ベランダ。」
と、英語で説明をし始めました。
「へえー。」
私とTちゃん、
平然を装っていましたが、
内心では、女の警戒心がビンビン働いていました。(笑)
平然を装っていましたが、
内心では、女の警戒心がビンビン働いていました。(笑)
続いてボーイはバスルームのドアを開けて中へ入り、
「ドライヤーの使い方を教えてあげるから、中に入って。」
と言うのです。
「ドライヤーの使い方を教えてあげるから、中に入って。」
と言うのです。
私とTちゃんは一旦断ったものの、断りきれず、
渋々2人でバスルームへ入りました。
渋々2人でバスルームへ入りました。
バスルームに備え付けられたドライヤーは、確かに、少し変わっているタイプでした。
「日本人は、いつもこれで、『動かない~!』って言うんだよ。」
とボーイは言いました。
とボーイは言いました。
「ああ! そうやるのね! わかった、わかった!」
そう言って私とTちゃんは、バイバイしようとしたのですが・・・
そう言って私とTちゃんは、バイバイしようとしたのですが・・・
ボーイ : 「洗面台のシンクに頭を出して。」
私とTちゃん : 「何するの?」
ボーイ : 「いいから、いいから!頭を出して!」
私とTちゃんは早くボーイに出て行って欲しかったので、
仕方なくTちゃんが犠牲になってくれ、
シンクに頭を出すと、
「ほ~ら!こうやって頭を洗って、ドライヤーをかけるんだよ~!」
と、
ボーイはTちゃんの背後から、彼女の髪にドライヤーの風をあて始めました。
仕方なくTちゃんが犠牲になってくれ、
シンクに頭を出すと、
「ほ~ら!こうやって頭を洗って、ドライヤーをかけるんだよ~!」
と、
ボーイはTちゃんの背後から、彼女の髪にドライヤーの風をあて始めました。
「ああ! そうやるのね! わかった、わかった!」
今度こそ私とTちゃんは、バイバイしようとしたのですが・・・
今度こそ私とTちゃんは、バイバイしようとしたのですが・・・
「次は君の番。」
そう言って、私にも頭を出すように要求してきたのです!
そう言って、私にも頭を出すように要求してきたのです!
エエイ!ママよ!
そう思って私は頭を出しました。
そう思って私は頭を出しました。
彼は、「ほ~ら!こうやるんだよ~♪ルルル~♪」と鼻歌交じりで
私にも背後から髪にドライヤーの風をあてました。
私にも背後から髪にドライヤーの風をあてました。
し・か・も・!!!
気が済んだのか、
彼は上機嫌で部屋を出てゆきました・・・。
彼は上機嫌で部屋を出てゆきました・・・。
後で聞いたら、
Tちゃんにも股間を密着させていたそうです。凹
Tちゃんにも股間を密着させていたそうです。凹
思い出しました。
ガイドブックに書いてあったのです。
ガイドブックに書いてあったのです。
中東(エジプトを含む)はイスラム国家なので男女関係に関する倫理が厳しく、
若い外国人女性が自由奔放に見えるそうです。
若い外国人女性が自由奔放に見えるそうです。
オマケに、
もともとエジプトでは
親しくなると手を握ったり、
腕を組んだり、
ボディータッチするスキンシップが多い国なのだそうです。
(エジプト人ガイドさんも、至る所で顔見知りに会っては、ガッツリ握手していました。)
もともとエジプトでは
親しくなると手を握ったり、
腕を組んだり、
ボディータッチするスキンシップが多い国なのだそうです。
(エジプト人ガイドさんも、至る所で顔見知りに会っては、ガッツリ握手していました。)
そういえば、
ハーン・ハリーリで買い物したとき、
靴屋の男が、私に「You are boss !(アナタがボス!)」 と言い出した後、
「アナタ、キレイネー!」
「アナタ、ドクシン?」
「ワタシト、ドウ?」
って、ニヤニヤしながら言ってたし。(苦笑)
ハーン・ハリーリで買い物したとき、
靴屋の男が、私に「You are boss !(アナタがボス!)」 と言い出した後、
「アナタ、キレイネー!」
「アナタ、ドクシン?」
「ワタシト、ドウ?」
って、ニヤニヤしながら言ってたし。(苦笑)
油断したわけじゃあないけれど、
親切で部屋の設備を教えてくれている風な内容なわけだし、
かといって彼の行為を回避する術を思いつかず・・・。
親切で部屋の設備を教えてくれている風な内容なわけだし、
かといって彼の行為を回避する術を思いつかず・・・。
旅行初日の夜にヤな思いをした、私とTちゃんなのでした。