エジプト旅行。 -エジプト到着- | makichantoshのブログ

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子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

エジプトであってエジプトでない、エジプト。(入国審査前だから。)


現地時間の2007年10月13日午前11時00分(日本時間10月13日午後6時00分)、
ようやくエジプトに到着しました。

カイロに次ぐエジプト第2の都市、アレキサンドリアです。

セントレアを出発しドバイ経由で19時間の長旅でした。
(ゲ○酔いしたことは、言うまでもありません。)





ドバイ~アレキサンドリアまでの飛行機は、
私達のツアー客以外は、ほとんどがエジプト人でした。

そして、着陸後間もなく、
「エジプト人って・・・スゴイ。」
ということを目の当たりにします。





まず、
飛行機がドーン!と着陸し滑走路を走り始めると
エジプト人はすぐに立ち上がり、
頭上のキャビネットから荷物を出し始めました。
(もちろん、シートベルト着用のサインは消えていません。)

そして、どんどん前へ(出口のほうへ)進んでいきました。

気が早いです。(笑)

私達の座席は飛行機の後方だったので、
まあ、なんとなく、まわりの流れに沿って前へ進んでいったのですが・・・

エジプト人たちが座っていたあたりの座席は
クッチャクチャに散らかっていました。

毛布や、枕や、イヤホンはもちろん、
雑誌や新聞やゴミなどが、座席の上に床に、散らかり放題!

私たち日本人は、
「うわ! コレ、どうしたの?! 何事?!」
って言ったくらいです。

後になって分かるのですが、
これが、エジプトの国民性を見た、最初の瞬間でした・・・。





すっかり飛行機に酔ってしまった私は、
「気持ち悪い・・・。 私、空港を出る前に吐いとくわ凹」(爆)
と友達Tちゃんに言いながら
飛行機のタラップを降り、
シャトルバスに乗り込みました。

シャトルバスには座席が少なく、
立ったままの人が大勢いました。
私とTちゃんも、そう。

そして私達の隣に立っていたのは、
タテにもヨコにもデカい、エジプト人のおじさんでした。

民族衣装じゃなくて、
シャツとズボン(スラックス?)姿の人でした。

すると、
何を思ったのか、おじさん。

いきなりベルトを外し、
ファスナーを下ろし、
ズボンを下げたのです!!!

ギョギョギョーッ!!!

こんなところで、何をするんぢゃ?!エジプト人ッ!

すると、おもむろにシャツを入れ直し、
ズボンを履きました。(笑)

な~んだ。
飛行機で長時間座っていたから、シャツを直したかったのか♪

でもさー、
目の前に外国人の若い女性(←私。笑)が立っているのに、
いきなりズボンを下ろすかよォ・・・。










入国する。


シャトルバスでターミナルへ移動した私たちですが、
バスが停まって降ろされたところは、
小さな古い建物の前でした。

ガラスのドア(←手動)の前には、制服を着た空港職員(警官?)らしき人がいて
私たちを中に入れてくれました。

そこは、
学校の教室くらいの広さの部屋でした。

そこでツアー添乗員さん(日本人)からいろいろな説明があり、
その間に、
現地アシスタント(白人みたいなエジプト人)の男性が
入国のための書類を1人ひとりに書いてくれたり、
パスポートにビザを貼ったりしてくれました。
(※エジプトは、入国ビザが必要です。)

添乗員 : 「それじゃあ、ココで入国審査の手続きをしてくださ~い!」

・・・って、ウソーッ?!

アレキサンドリア空港は、歴とした国際空港なのですが、
入国審査官は、たったの2人。

先にも書きましたが、
その部屋の広さは学校の教室ほどしかありません。

そこへ、国際線飛行機一機分の乗客が入るわけですから、
そこはまるで、
馬券売り場か?宝クジ売り場か?といった状態で
押すな押すなの大行列。

入国審査官も、超いい加減。
世間話しながら、パスポートにハンコ押したりしています。

やっと私達の順番が来たけれど、
質問されることも何もなく、
まるでスルーパスでした。

私たちが呆れていると、添乗員さんが一言。

「エジプトは発展途上国ですから。」


私達ツアー一行は、この先、
この言葉を何度も聞くことになるのです・・・。





入国審査が済んだら、スーツケースの受け取りです。
これが、また、大変!

アレキサンドリア空港には、小さなターンテーブルが1つあるだけで、
そこに、すべての飛行機の、
すべての乗客の荷物が出てくるのです。

しかも、
エジプト人って、デカイ!
男性はもちろん、女性もみんなデカイんです!

だから、
私のような小さな日本人(笑)はエジプト人の壁に阻まれて
ターンテーブルが見えません。

私たちが搭乗した飛行機のあとにも、次々、飛行機がやってくる。
イコール、エジプト人も荷物も増えてくる。

ムギュギュう・・・





結局私は自分でスーツケースを取ることができず、
ターンテーブルの反対側にいた添乗員さん&アシスタントさんに取ってもらいました。





この時点で、アレキサンドリア到着から1時間半。

ゲ○酔いしていたのも、すっかり治まりました。(笑)

同じツアー客のおじさんは、
「二度と来るか!こんなトコ!(怒)」
と言っていました。

エジプトに到着して、まだ、空港も出てない段階でこんな状態です。

さて、これからの7日間、
どうなりますことやら・・・?!





※エジプトでは、空港内の写真撮影を禁止されているので、この記事には写真がありませんデス・・・。