点数算定。 -1- | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

最近の病院の領収書って、
『診療料:80点』とか、『投薬料:120点』という風に
内容が『点数』で表示されていて、
最終的な領収(請求)金額が『円』で表示されている。

そう。

日本の診療報酬は点数単価方式といって、
すべての医療行為について点数が決められている。
(ちなみに、1点=10円。)

診察、検査、投薬、注射、治療、入院、手術・・・
とにかく、ぜ~んぶ、点数が決められている。

それらの計算が、超!チョウ!!ちょ~う!!!厄介で、私の頭を悩ませているのだが、
「エエ~ッ?!」っていうモノに、
「ギョエ~ッ?!」っていう点数がついている。

例えば・・・

1.調剤薬局で薬をもらうときに、写真入りのお薬説明書をもらうけど、
  あれにも、じつは、点数がついている。
  あんな紙切れ1枚が、有料なのだ!

2.入院中に、(ドクターじゃなくて)薬剤師がお薬指導をしてくれる行為、
  あれにも、点数がついている。
  私の父が入院中に、若くてやさしい薬剤師が2回も説明に来てくれて、
  「ココの病院は、親切だねえ♡」なんて家族で話してたんけど、
  あれも、お金のうちだったんだッ!

3.往診料って、高い!
  それが、夜間だと更に高くなり、深夜だと、もっと高くなる。
  例えば、夜中に、自宅で誰かの容態が急変したとする。
  そして、
  往診に来てもらったけど不幸にも24時間以内に亡くなったとし、
  医者がそれを看取り、死亡診断した場合、
なんと、 10,000点 もするのだ!

単純に計算して、10万円だよ!

「畳の上で死にたい・・・。」なんていうセリフがあるけれど、
とんでもない!
畳の上で死んだら、高くついちゃうよ!
飛ぶ鳥、跡を濁しまくりになっちゃうよ!

私の父は、病院へ救急車が来て止まるたびに
「ハイ、いらっしゃ~い!毎度あり~!」
って、冗談で言っていたけど、
ほんと、医療の世界は、
何をやっても点数になる(=金になる)んだね・・・。