昆虫千手観音 | シッタカの日々のこと

昆虫千手観音







群馬県の片隅の小さな町の公民館にこれはある。

昆虫千住観音

二万匹の蟲のざわざわした集合体

その姿には一瞬絶句する。







ひとつひとつの小さな黄金虫に籠められた執念。






見ていると、ふと、このコガネムシやタマムシやクワガタのひとつひとつが、世の中の人々の叫びに思えてくる。
救いを求める幾千幾万の人々の願いがひとつひとつの蟲となって、観音菩薩の本願に寄り集まり、姿を形づくったかと思えてくる。







僕もまた、一匹のカナブンなのか。






展示は薄暗くて、コガネムシやタマムシの緑の金属色がよく見えないのが残念。ライティングを工夫すればずっと美しくなるのだが。

写真では色がでないよ。フラッシュたくと別の色に変るしね。

これを、現代美術の公募展に出したら、どんな評価受けるだろう。

すくなくても、会場で注目されることは間違いない。

酷評や批判はインプレッションのあかしなのだし。