中国古典のひとつ、「春秋左氏伝」という春秋時代の解説・説話集から、名前の名付け方をご紹介します☆
魯という国の王に子供が産まれた時のこと。
名前の名付け方をシンジュという人に尋ねると、
「名前の付け方には、信、義、象(ショウ)、仮(カ)、類の五つがあります。
・産まれた時の特徴で名付けるのが「信」
・徳にちなんだ名前をつけるのが「義」
・赤ちゃんと似たものを名前にするのが「象」
・万物の名前から取るのが「仮」
・親と関係することから取るのが「類」
であります」
その後、疫病の名前をつけてはいけない、と話が続きます。
諱(いみな)に関わるものは省略します。
話を聞いた王は、子供の産まれた日が、自分の干支と同じだったので、「同」と名付けました。
五つの中の「類」ですね。
自分の名前は、どれに当てはまるでしょう?
私は「類」でした(*'ー'*)
また、この時代、晋(シン)という他の国ではこんなことがありました。
王が自分の子供の名前を、兄には「仇」、弟には「成師」とつけたところ、その国の人がこう言いました。
「名前によって義(節度)が決まり、義によって礼(行動や道徳の規準)が生まれる」
「この本が狂えば、争乱となる」
「よって、王が兄に「仇」(意味:あだ。かたき)、弟に「成師」(意味:軍事で成功。師は軍隊のこと)と名付けられたのは、争乱の兆しに思える。兄の家系は途絶えるだろう」
王が亡くなった後、兄弟はそれぞれ独立し、兄の子供や孫たちと、弟とその子供たちが、国を統一しようと争いました。
国を統一したのは、弟の孫。兄の家系は滅びたのでした。
名前が人格や物事の始まり…。
昔の人は、このように考えて、子供に名前をつけていたんですね。
一部引用・参考文献:岩波文庫「春秋左氏伝 上」 小倉芳彦訳
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★1月 8日(水) 13:00~17:00 カードリーディング
★1月18日(土) 13:00~17:00 カードリーディング
※リーディングの前後にカフェのご利用をお願いします。
※ご飲食代はリーディングとは別にお支払いください。
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