【ホテルという作品】

 

先日、また、ツイギーでおみちゃんにばったり出会いました。

 

おみちゃんこと、宮田喜代美さんとは、

長く家が隣同士だったご縁で親しくなり、

うちの犬ロアが、おみちゃん家の犬ココちゃんが大好きだったこともあって、

家族ぐるみで、犬ぐるみで仲良くしていました。

お互いの両親が父母ともに同い年なのですが、

うちの母と、おみちゃんのパパが亡くなって、

お互いに、残る親と一緒に暮らしています。

 

そんなおみちゃんは、いま、

ホテルクアビオの代表です。




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ホテルクアビオ

 

生まれ変わる、こころとからだ

クアビオは、「治癒・回復・治療」を意味するドイツ語のKURと、「生命」を表すギリシャ語のBIOSの組合わせから出来た名前です。KURはクアハウス(療養・保養を目的とした温泉施設のこと)、BIOはマクロビオティック(長寿法と訳されている食事法)として近年よく耳にするようになりました。ホテル クアビオは、まさにこの両面から心身の健康を取り戻していただきたい想いで造られました。静寂の環境と名湯草津の湯、マクロビオティックをベースにしたフレンチスタイルの食事メニュー。日本にはなかった、新しいスタイルのウェルネスリゾートです。

 

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久しぶりに会ったおみちゃんに、

「父がマクロビ嫌いだから行けないのよね〜」

といういつもの話をしたら、

「いま美味しいグラスフェットのお肉も出すようになったから、パパも来て〜」

ということで、

父に伝えたら、

「行きたい!」

となりまして、

いま来ております。

 

久しぶりのクアビオ、

数年前に来たときより、

なにもかも更に素敵になっていました。

 

お料理は、

自然の野菜自身が持つ味を極限まで引き出し、

ハーブ使いが絶妙で、

見た目も美しく、

ボリュームもあって、

マクロビ嫌いの父が大満足でした。

 

温泉は、露天もあって、

草津温泉町の喧騒から離れた静かな立地のため、

鳥の声や木々のざわめきを聞きながらの至福の時間です。

すこしとろみがあるお湯が、いろいろと効きそう。

 

そして、今回、

わたしが一番感動したのは、

さりげない部分、見えない部分のすべてだったんです。

 

お客さんのことを考え尽くしていて、

椅子からクッションから照明から、

すべての調度品のチョイスや配置、

スタッフのみなさんの声がけや気遣い、

なにもかも考え抜かれているのに、

押し付けがましさはゼロ。

 

ホテルクアビオが、

おみちゃんの才能と経験と努力と愛がかけ合わさった

作品なんだと気付きました。

 

2008年誕生だから、

もう16年も、

人気であり続けている理由ですね。

 

このホテル、

実は、

毎夏ピアノを弾きに行く、

北軽井沢ミュージックホールから近いんですよね。

 

来年、

例の長老ピアノ、グロトリアンが100才になるということで、

記念コンサートやるみたいなので、

その時は泊まろうかな。






※ 写真はクアビオHPよりおかりしました。