仲俣申喜男さんのエラールを修復した和田さんが、『夜の鳥』の録音をYouTube にアップしてくださいました。


和田さんの手によって完全復活した仲俣さんのエラールは、響きが立ち上がった後に、静寂に吸い込まれ消えていく音のグラデーションが絶品のピアノでした。


仲俣さんが『夜の鳥』で静寂を表現するのに、絶対に欲しかったであろう音が、そこにありました。


ジャンルは現代音楽になりますが、音楽という概念が生まれる前の、太古から脈々と続く自然の営みそのもののような曲でした。


仲俣さんは曲の中に、見えない魔法の仕掛けを残して、この世を去ったようです。


『夜の鳥』のなかには、

この世であってこの世じゃない場所への入り口が散りばめてある。


音に耳を傾けたとき、その音が消えた後の静寂の音。

そこが入り口です。


『夜の鳥』、弾き続けて行こうと思います。


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「夜の鳥」

作曲:仲俣申喜男

演奏:瀬尾真喜子

ピアノ:1908年製エラール

https://youtu.be/VnPXeAZODxk


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和田さんのブログで、今回の録音のことを書いて下さっています。


ランスピアノの魅力~Le charme du piano français~ 仲俣申喜男作曲「夜の鳥」with 1908年製エラール


ピアノバルロン・ジャパン Pianos Balleron Japan



[夜の鳥① ー 真っ暗闇から時空を超えて]


[夜の鳥② ー 夜明けの鳥のエクスタシー]


[夜の鳥③ ー 太古からの神秘の力]


[夜の鳥④ ー 軽井沢が怪しい]


[夜の鳥⑤ ー夜の森]


[夜の鳥⑥ー思い出せ!]


夜の鳥⑦ー無]


[夜の鳥⑧ー喝!]


[夜の鳥⑨ ー 鳥はどこから来てどこへ帰る? ]


[夜の鳥⑩ ー ピアノは知っている]


[夜の鳥 11 ー この世にいない人と出会う]


★本日の即興演奏★

(一日一即興822日目2019年3月11日)
一日ひとつ即興演奏をしています。
なにも考えず、その時その空中に漂っているものをピアノに渡す実験です。


★このブログのいきさつ★


ようこそ!ピアニーノ


ピアニーノ目覚める


秘密のサイン


★即興演奏について★


なぜ即興?① ー 満月と即興


なぜ即興?② ー キャッチ・アンド・リリース


なぜ即興?③ ー 音即是空 空即是音