一般質問 ペットを飼養する市民への施策について | ライター・時短美容家 並木まき Official Blog Powered by Ameba

一般質問 ペットを飼養する市民への施策について

本日、午前10時より一般質問で登壇し、
発言させていただきました。
3項目の質問を致しましたので順に記事として更新させて頂きます。

まずは、ペットを飼養する市民への施策についてです。

概要は、
◯市川市では4月1日より市民マナー条例改正に伴い
犬のふん放置に過料が科されるようになることから
より市民へのマナー・モラル啓発が必要となるが
既に関心がある層ではなく、低い層に対しての啓発活動に期待したい。
なにか考えている取組はあるのか。

→ポスター掲示を、ペットショップや動物病院など
ペットを飼っていれば立ち寄る場所に掲示し、啓発を行いたい

◯散歩時にリードを離す行為は県条例で禁止されているにも関わらず
本市では、公園や河川敷で離している方を見かけることが多い。
ドッグランの活用を望むが、利便性に欠けるせいかなかなか市民の利用がのびていない。
今後、ドッグランをどのように管理運営し、又、住宅地の公園などに周辺に配慮した上で
放し飼いスペースを設けることはできないか。

→ドッグランは自主管理運営にシフトしていきたい。
住宅地のドッグランニーズについては認識している。
今後、法令や面積、周辺への影響などを研究の上で
検討していく。

◯殺処分減少のための取組みは、マスコミや市民団体、個人の方の活動の高まりで
昨今、以前より意識は高まっている。
意識の低い層に対して、写真展など
視覚的に行うことが最も有効な手段と考える。
動物愛護週間などで、
同じ労力と予算を使うならば、より効果的に
愛護週間の目的達成に向かって頂きたいと考えるが
市としてはどのように認識し、取組んでいくつもりか。

→写真展の開催、インターネットによる視覚的な訴えは
有効な手段であるので、今後取組んで参りたい。






以下は、わたくしの初回質問文です。

「ペットを飼養する市民への施策についてであります。
このことについては、同僚議員、そしてわたくしも継続して議会で発言をさせて頂いておりますが、まずは、ペットを飼養する市民のマナーとモラルの啓発について本市の新年度の取組みをお尋ねを致します。
 昨今の、もはやブームを超えたとも言えるペット飼養家庭の増加、住宅都市である本市においてもこれは例外ではなく、現在の本市の犬の飼養頭数は推定約3万頭とも言われている状況でございます。
 本市では、来る4月1日に市民マナー条例が改正されることで、今後は犬のふんの放置にも過料が課されることになりますが、当然ながら、よりよい社会を築いていくためには、規制をかける一方で、自発的にその状況が改善される状況を作り出していく取組みも効果的であることは言うまでもありません。
 現在も、しつけ教室の開催やポスターなどによる啓発活動を行っておられますが、市民マナー条例改正の周知方法も含め、新年度に本市が行う予定としている啓発の取組みについてお答えください。
 
次に、
本市に2カ所ございます、ドッグランの活用についてお聞き致します。
新年度のドッグランの予算は200万円とのことですが、これまでも本市ドッグランは、犬を飼養する市民のマナー啓発、交流の場として活用がなされていたものと認識をしております。 しかし一方で、県条例にて犬の放し飼いは禁止されているにも関わらず、市内の公園や河川敷などで散歩時にリードを離して犬を散歩させる姿を見受けることも多く、先に申し上げたマナー条例改正によるふん放置の規制と同様、放し飼いについても対策が求められるところであります。
 ドッグランが近くにあることで、本来は、放し飼いや犬の運動を希望する飼い主はそこへ犬を連れて行き、リードを離して思う存分走らせることが可能なはずなのですが、本市のドッグラン所在地が少々利便性に欠けることもあってか、市内公共の場において、犬を放し飼いしてしまう飼い主がいることも現状です。
 そこで、前述のペット飼養者のマナー、モラル啓発も含め、本市のドッグラン活用の方向性についてご見解をお聞かせください。

 次に、
犬猫の殺処分の減少についてです。
以前に比較して多くの市民団体、個人、マスコミ等により、殺処分を減少しようと様々な取組みがなされておりますが、いまだに多くの飼い猫、飼い犬が寿命を全うすることが出来ず、殺処分に持ち込まれている現状はご承知の通りでございます。
 千葉県は依然として犬猫の処分数のワーストに入っており、県動物愛護センターの20年度統計によれば、年間で犬は約4000頭、猫は約6200頭が殺処分されています。
 そして最近になってやっと、自治体レベルでもこの問題を重く受け止め、殺処分を減少するための様々な取組みが進められるようになってきました。例えば、熊本市では動物との共生に向けて犬猫の殺処分ゼロを目指すと掲げ、行政と市民、民間が一体となった取組みを進め、その結果犬の処分数は2桁にまで激減、ガスによる殺処分を廃止し、これによりやむを得ず殺処分を行う場合にも麻酔注射によることが可能となったと伺っております。そして、熊本市の殺処分数は、2009年度で捕獲保護327頭/不要引取12頭に対してわずか1頭にまで抑えることを実現しています。
人と動物が共生できるまちづくりを進める上で大変参考になる事例であると認識を致しております。 
 そこでお尋ねを致しますのは、本市として、本市の迷い犬捕獲や本市市民のセンター持込みなどに対して、行政としてどのように認識し、その課題と対策をどのように考えておられるのかお尋ねを致します。」