少年らしさ | 性・アート・美
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アーティスト、文筆家、サロンオーナー、ポリアモリー実践者である香久山雨が常識をひっくり返したライフスタイルを提案します。藤沢と新宿の二拠点で小顔矯正のサロンを経営する傍ら、オリジナルアートの展示販売、性にまつわる小論文などを執筆。


ふとした瞬間の空の色に釘付けなる、
瑞々しい心をずっと忘れない。



少年らしさ (boyishness)
2020 acrylic on canvas 
332×242mm


あの日は、
ぼんやりとした曇天で。

ちょっぴり憂鬱というか、
ひっそりとした足取りで
街へ出た。


お気に入りのカフェの、
お気に入りの窓際の席。

高い位置にあるから、
空が近く見える。


考えごとをしながら、
白くて灰色の空を身近に感じる。


地面と空がサンドイッチのパンで、
自分はハムだか卵だか、
具になっていて。

上下の炭水化物にギューっと潰される!

そんな気分。


決して心地悪いわけではないけど、
ちょっと窮屈っていうかな。

そういう日。


そしたら、
急に、視界の右端のほう。

綿飴みたいなボリュームの雲が、
黄色い光と影を引き連れて、
ゆっくりゆっくり
やってくるのが見えた。

そらからすぐ、
黄色の呼びかけに応えるように、
少しずつ、少しずつ、
水色の空が帰ってくる。

その光景を目撃したとき、

ふわーーーっと

胸の重石が取れて、
体が軽くなるのが分かった。


そして思った。

「こういう瞬間が
自分の人生にあること、
なんて幸せなんだろう」。


地面も空も、光も影も、
黄色も水色も、白と灰色も。

すべてわたしと同じものだって、
思い出すことができるから。




それからわたしは、
すごくすごく
ご機嫌になって、

気分が浮ついてくるような、
軽快なテンポの音楽を聴きながら、
少し早足で家に帰った。




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香久山雨は、
一人で小顔矯正のサロンを営んでいます。
現在、神奈川の藤沢と、
東京 新宿御苑前のサロン
2拠点で活動中!
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