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日々の幸せを感じ、毎日を楽しむためのメッセージ


テーマ:

幸せの扉を開けるパワーを持った素敵な方々から伺った

生き方、考え方、いま取り組んでいること、大切にしていること・・・など

毎日を楽しく生きるヒントを、しあわせインタビュアー YUMIKOがお届けします


(一社)日本セルフエスティーム普及協会代表理事

ヴィーナスクリエイト代表

工藤紀子さん(茨城県生まれ・埼玉県育ち)

 

より多くの人が豊かで幸せな人生を楽しめるようにと、自らが実践して体得した自己肯定感を上げるためのメソッドをセミナーや講演などを通じて伝えているヴィーナスクリエイト代表の工藤紀子さん。

 

「自分に自信を持ち、生き生きと幸せに自分らしく生きていく」ために大切な“自己肯定感”とは何か、それが人生に与える影響についての認知拡大のため、2004年に配信を始めたメルマガを皮切りに、「ラブ・マイセルフ100万人プロジェクト」の活動を続けています。

 

教育現場や企業にも、自己肯定感を高めることを普及・浸透させるため、2013年5月に一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会を設立し、代表理事に就任。中学の道徳の教科書に掲載するコラムの執筆もしていらっしゃいます。

 

 

子育て中に、育児書で見つけた

自己肯定感の大切さ

 

今年、結婚30年。自己肯定力を高める「ラブ・マイセルフ・メソッド」を提唱し、日々実践し続けている紀子さんの元気の源は「家族と笑うこと」。

 

「どんなときも信じて支えてくれる一番の協力者で、鋭い指摘も、愛あるダメ出しもくれる」というご主人と26歳のお嬢さんとの三人が揃うのは、朝ごはんのタイミング。同じテーブルで過ごす家族の時間をとても大切にしているそうです。

 

「娘が可愛いペット動画を見せてくれたり、前日に会った方の話をしてくれたり。いまチャレンジしていることなどをお互いに情報共有できますし、刺激を受けますね」

 

工藤家の教育方針のひとつに「世の中にはいろんな人がいる!という多様性を見せたい」というものがありました。いまでは仕事で海外にも飛び出していくお嬢さんですが、小さいときは臆病で消極的な気質だったそう。

 

親の役目として、そのような気質を持つ子どもをどう支えていくか夫婦で話し合い、お子さんが中学生になると、ご主人の友人たちの集まりに連れて行く機会を作ったことも。そこには、社会に出たときに多くの人との関わり合いを楽しめる人になって欲しいという願いがありました。

日常の固定されたコミュニティ外のオトナ達の姿を見せることで「どんな考えの人がいてもいいんだ、その中で自分はどういう考えを持てるのか・・・それを見つけるチカラが彼女の中で育ってくれたら」と考えたのだとか。

 

多くのオトナ達に見守られて育ったお嬢さんとの親子関係は良好。ご夫婦での会話も多く、とても仲良しですが、結婚5年目の頃は状況が違っていたようです。

 

「結婚したら幸せになれると思っていた結婚当初は、あーしてくれない、こうしてくれないという夫への不満が増大していて、夫婦としてのパートナーシップはいまとは大きく違っていました」と、当時を振り返って話してくださいました。

 

その頃、「よい子育てをしたい」と育児書を探していた紀子さんが出会ったのが、山崎房一さんの本の中に出てくる「自己肯定感」という言葉でした。どんな子どもも、そのままで百点満点なんだという内容をその本の中に見つけたそうです。

 

自己を肯定するとは、自分に向き合い、ありのままの自分を認めて受け入れ、自分自身を大切に思うこと。

 

「2歳の子どもの自己肯定感をどう育てるか・・・と考えていくうちに、私自身が自分を認めていないこと、自分で自分を幸せにすることを疎かにしていることに気づいたんです」

 

このときの気づきが、後に精力を注ぐことになる使命への一歩!となります。

 

評価軸を外から内に変えると

人間関係が好転していく

 

心の中に、ご主人への不満をためていた時分は

 

「人からどう思われるか、成果をどうあげたら評価されるか、子どもをよく育てるには・・・。それらの評価軸は、すべて外(自分以外の他人)にあったんです」

 

親である自分自身が自己肯定感をきちんと持てていないのは、“自分ではない誰か”にその評価を委ねていることが問題であるという気づきも、そのときに得たようです。

 

ご主人に幸せにしてもらおうと思っていた紀子さんが「自分の幸せは、自分で責任を持とう」と考え、まず始めたことは「自分で自分を好きになろう、自分で自分を愛せるようになろう」「うまくいかないことを夫のせいにするのはやめよう」と自分の感情とモノの捉え方を変えていくことでした。

 

次第に、自己肯定感が高まってくると(=自分自身と向き合い、自分との関係性が良好になるにつれて)

 

「不思議と一番身近な夫との関係が変わってきました。彼に矛先を向けなくなったら、同時期に彼も私に怒りの矛先を向けるのをやめたんです。10年後にお互い『あー、あのとき!?』と答え合わせをしたことが(笑)」

 

すべてのベースは自分。その土台となる自分を慈しみ、本来のままの自分を信じきることは、意識しないと難しいかもしれません。でも、取り組む価値は高そうです。

 

「自分自身との関係性が良好になることで、さらにその上に載ってくる人間関係、仕事、恋愛、経済なども豊かに好転していきます」と穏やかに、そして力強くお話しくださいました。

 

「自分を大事にすることで、初めて人に対する思いやり、余裕とか優しさが生まれると思います。だから、まずは自分自身を大切に。それが、他者を大切にする原動力になるから」

 

自分の中が愛で満たされると、さらに溢れでる愛は留まらずに周りへと届き、静かに関係性が好転していくのでしょう。

 

 

覚悟を決めるキッカケは

信頼をしていた後輩の裏切り

 

自分を認めて、愛して、幸せになるというプロセスを踏みながら、人生が望み通りの彩りあるものと変化していくこと体感した紀子さん。それらの経験をもとに、自分なりに学んだことを誰かの役に立てられたら…と取り組んだメルマガ「自分の人生に恋する! あなただけの100の魔法」は、順調に読者を増やしていきました。

 

家族に応援してもらい、実践した方法を独自メソッドとして体系化してセミナーを始めたのは2006年から。メルマガ配信を始めて2年後のことです。

 

女性の幸せが社会の幸せに繋がっていくという想いから「ヴィーナスクリエイト」を立ち上げ、いままでにセミナーに参加されたのべ2万人以上の女性を応援してきました。しかし、すべてが順調だったわけではありません。

 

自分のミッションって何だろう?

 

少人数の同僚達や家族と仲良く過ごす小さな世界で完結し、それなりに楽しい日々を過ごしていた紀子さんが、自分に課せられたミッションを真摯に模索することになったのは、ご主人に勧められた一冊の本の影響でした。それは、自分の夢について考えることになった『ユダヤ人大富豪の教え』(本田健著)。

 

夢を探していく過程でいろんな人に出逢い、自分は何をするために生まれてきたのだろうと考えながら、新たな行動を起こすことで広がっていく世界にワクワクし、内側から輝きが増したことで、紀子さんに射す影も強く出てくることになります。

 

その影は、ある日突然

学生時代から家族ぐるみでお付き合いをしていた後輩の裏切りという形で現れました。

 

そのときは、体重も落ちるほどの強いショックと激しい怒り、そして深い悲しみに包まれたそうです。全幅の信頼をおき、可愛がっていた後輩だったからこそ、その衝撃は大きかったと言います。

 

すべてが解決したとき「こんなにも親しい彼女だったからこそ、つらい痛みになり、多くの人と関わるのに必要なことをしっかりと学べた」と感謝の気持ちが湧いてきたそうです。

 

この学びから、紀子さんはより多くの女性が「心から望む幸せな人生を手にするためのお手伝い」を使命として邁進する覚悟を改めて持つこととなります。

 

 

逃げるのではなく

最高の形で卒業しよう

 

その衝撃的な裏切りを体験したのは、会社に属しながら、週末にセミナーを開催するようになっていた頃です。

 

自分のミッションを考え始めてから出逢った人たちのことなどをランチのときにいろいろと話をするようになってから、オフィスで目の前に座っていた後輩との間で、雲行きがおかしくなり始めました。

 

後輩が上司にあることないことを話して、足を引っ張っていると同僚から注意喚起されたときには、驚きを隠せなかったそう。

 

上司に「私の言い分も伝えさせてください」と相談をした紀子さん。

 

「後輩から聞く話を上司は不思議に思っていたらしく。『話してくれてよかった。こちらで治めるから、工藤さんは淡々と仕事をこなしてください』と言われたのですが、私の中での気持ちの納めどころが分からなくて」

 

毎日がつらくて苦しかったので、辞めることも検討。でも、そのときに

「このまま辞めたら、後輩に対しての嫌な想い、会社に対する嫌な想いが残ってしまう」ということが、ひっかかったそう。

 

本当にやりたいことに向けての準備をしていたからこそ、逃げるような転換はしたくなかったのだとか。

 

「最高の形でここを卒業しよう。いつになるか分からないけれど」と心が決まったとき、これは最後のお試しだったと感じたといいます。

 

そして、内向的な後輩がなぜそうせざるを得なかったのか・・・と、思考のシフトもできました。

 

いままで会社の中で楽しくやっていた紀子さんが外に出ていくようになり「どこかで新しい環境をひけらかしていなかったかしら。そんなつもりはなかったけれど、どこか優越感を持って話していなかったかしら」と考えたそうです。

 

「絶対、それはいけない。これからやる仕事において、そんな気持ちがどこかに少しでもあれば、これから私と関わる人を幸せにできない」

 

この学びから得たことを肝に銘じるための出来事だったと思えたら、スーッと気持ちが落ち着いたのだとか。

 

「この出来事がなかったら、ずっとニュートラルでやってこられなかったかもしれない。お伝えしたメソッドで、皆さんが良くなられているというのを目の当たりにしたときに、どこかで私ってスゴイでしょ!なんて気持ちになったら、たぶん純粋なものでなくなるのではないかと。苦しかったけれど、そんな気づきを得られたことが喜びにもなっています」

 

2005年12月に円満退社。翌月にヴィーナスクリエイトをスタートさせました。

 

セミナー参加者からは「先生」と呼ばれることもありますが、“ラブ・マイセルフ(自分を愛すること)”を先に知っただけで偉くはないとキッパリ。

 

「常に受講生と同じ立場で、すでに“ラブ・マイセルフ”を知っている私が、まだ知らない方にお伝えするという姿勢を貫いています」

 

 

自分を知るために

毎日5分のトレーニング

 

自己肯定感を高める入門編としては、自分と向き合う時間を持つことが大事。そのためのワークをひとつ教えていただきました。

 

まず客観的に自分を見つめるため、自分に興味を持ってみましょう。

 

私には、こんないいところがある

今日は、こんな工夫をした

今日は、こんなことを頑張った

 

など、自分のことを観察して、意識をして「自分で自分を認める時間」を毎日5分ほど持ちましょう。自分を好きになるトレーニングです。

 

誰かに報告したり、見せたりするわけではないので、自分でよし!と思えることならどんなに些細なことでもOK。きっちり時間を計る必要もありません。

 

 

さらに、紀子さんが日々大切にしていることも教えていただきました。それは、自分に正直であること。

 

気持ち(本音)を大事に「常に、頭と心を一致させること」を心がけていらっしゃいます。

「頭で思っていることに心がついていけないときって辛いから、いかに一致させていくかを考えています」

 

頭が優位になり、建前や見栄に引っ張られて考えているときはワクワクしていないのだとか。

 

「不安になったり、イライラしたりするときには『何がそうさせているのか?』を見つめて理由を探していくと、本当の自分の気持ちを無視していたり、本質から外れているときが多いですね」

 

感情で判断をしていくと、ブレがあったとしても、どこに起因しているのか自分で見つけることができるようです。ネガティブに受け取られがちな“怒り・不安・哀しみ”なども含め、すべての感情に蓋をするのはNG。

 

イチバンの理解者であるはずの自分自身が、自分のことを分からなくならないよう、本音をいつでもキャッチできるように、そのままの感情をしっかりと受け止めることが大事なようです。

 

パワーをもらえる曲は

宇宙と一体になれる「Jupiter」

 

「平原綾香さんがテレビ番組で歌っているのを初めて聴いたときに感動して、鳥肌が立った」という、紀子さんのパワー・ソングは「Jupiter」。たまに、ふと聴きたくなることがあるそう。

 

「壮大な宇宙と一体になれるような、あの世界観が好き。彼女の声質が、その世界観を増幅してくれる感じがします」

 

改めて、吉元由美さん作詞の歌詞を見てみたら

 

「Every day I listen to my heart  ひとりじゃない」

「夢を失うよりも 悲しいことは 自分を信じてあげられないこと」

 

とありました。

 

ひとりでも多く幸せな人が増えることを願って、紀子さんが使命であると信じて続けている「ラブ・マイセルフ100万人プロジェクト」の活動とこの曲の放つパワーがリンクをしているようで、すんなりと合点がいきました。

 

自分で自分を幸せにすると決めることで、すでに用意され、その場に以前からあった目の前の道が見えるようになることもあるのかもしれません。そのときに、側にいてくれる人の存在に気づくこともあるのかも。

 

どんなときも、ひとりではない。そして、「頼っていい」とは紀子さんはおっしゃいます。

 

「自己肯定感は、完成するものではないです。日々いろんな状況で揺れるものですけれど、ベースに(自己肯定感が)あれば、ひとりの人間としてお互いを尊重できるし、尊敬の念で受け止めあえる。その上で、出来ないことをやって欲しいとお願いする、頼る、助けてもらっていいんです」

 

 

 

 

25歳の自分に声をかけるとしたら

「どんなときも、ひとりじゃない」

 

25歳はドイツの外資系企業で働きながら、翌年に結婚を控えているという時期。つくば科学万博で働いていらした、バブルのちょっと後ぐらい。まだまだ、世の中に勢いがあった時代です。

 

「仕事でのビジョンは特になかったけれど、漠然と次の幸せが待っている!という期待感がありましたね。結婚という、まだ経験したことのないことを体験できるワクワク感がありました。幼い感じですけれど(笑)」

 

時代の空気感もあったのでしょう。結婚に対して大きな夢を持っていたのだとか。まだ少し不安定なところもありつつ、幸せな毎日を過ごしていたそう。

 

その頃の自分に声をかけるとしたら?と伺うと

 

「何も心配することはないわよ。あなたが行きたいように生きていい。どんなときも、ひとりじゃないから。何かあれば、周りの人に助けてもらえる」と、淀みなく返してくださいました。

 

セミナー受講者達が自己肯定感を高めていく姿を見守ってきたからこそ、自分らしく生きることの喜びを深く感じていらっしゃるのでしょう。

 

世の中で言われる結婚適齢期という言葉に、心を痛める女性も多くいる昨今。

 

いままでの10年間で、紀子さんが伝える“ラブ・マイセルフ”のメソッドを3ヶ月間の連続コースを受講して身につけた500人程の女性のうち約200人が結婚をしています(うち、8割が35歳以上)。

 

とあるTV番組で、アラフォー世代の悩みを紹介しているのをご覧になりハッとしたそう。いろんな場面で断片的に考えていたことが繋がって、すべてのピースが揃った!という感覚がおきて、新しいプロジェクトをスタートさせることに。

そのプロジェクトの第一弾は、ヴィーナスクリエイトで6月に開講した「運命の人は探さない! 35歳からのHappy Weddingセミナー」。結婚したい多くの女性たちをサポートしてきた彼女の次なるミッションのひとつです。幸せを手に入れて、命を輝かせるヴィーナスが増えていきますように。

 

Information

工藤紀子さんが代表理事を務める(一社)日本セルフエスティーム普及協会では、従業員の自己肯定感を底上げして企業としてのパフォーマンスを高める研修や教員や保護者などに向けた講演依頼も受けています。また、自己肯定力を高める「ラブ・マイセルフ・メソッド」に基づく講座を開催できる認定講師の養成も行っています。興味を持たれた方は、ぜひホームページをチェックしてみて。


 

 

幼少期はお転婆さんだったという紀子さんの好きな時間は、自然の中に身を置いているとき。さらに、それよりもワクワクするのが「チャレンジしよう!と心を決めたとき」なのだそう。自分を信じる強さと揺るがない信念を持っているからこそ、挑戦を楽しめる逞しさがあるのだと感じました。とても穏やかな笑顔で透明感のある佇まいの彼女のように、自分を偽ることなく、ないがしろにせず、恥ずかしがらずにたっぷり自分を愛することは素敵なことだと思いました。

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