おぉ~、綺麗ですねぇ~![]()
オムサロが最も美しい季節に【紋別】
ユリ科のエゾカンゾウ、エゾスカシユリ、赤紫色のハマナス、紫が鮮やかなヒオウギアヤメなど原生花園の花が、次々に咲き誇る季節を迎えている。紋別の北の玄関口となっているオムサロ原生花園とオムサロ遺跡公園は、1年間の中で最も美しい季節に突入したようだ。多くの絶滅危惧種も満開になってきた。海岸線の寒冷な気候が育む貴重な自然は「是非とも見ておきたい場所」の1つとなっている。
ハウスの駐車場の周辺の花園では黄色のセンダイハギ、紫色のハマエンドウやヒオウギアヤメ、それにユリ科の植物の開花が始まっている。紋別のシンボルのハマナスも咲き始めた。
原生花園の延長線上にあり、旧名寄線跡地をはさんだ海岸段丘にあるのが「オムサロ台地」。興部町沙留まで伸びる北海道指定遺跡「オムサロ遺跡公園」だ。紋別市立博物館(佐藤和利館長)が管理している。ガイド役も兼務している米原さんに案内して貰うと、オムサロの自然の奥深さを満喫することができる。
遺跡公園の中の植物では、北海道固有種のエゾチドリが咲いている。絶滅危惧種ではないが、「透明感があって美しい。私の好きな花の1つ」と米原さんは推奨している。目玉となる絶滅危惧種「エゾキヌタソウ」も名寄線跡地周辺で、まるで雑草のように咲き誇っている。(北海民友新聞より)




